旅の道連れに、小型パソコン(通称チビ)持参
この目的で「レノボS206」を買った。11,6インチB5ノートパソコンである。以来これに日記や旅日記を付けて、USB経由で富士通のLIFEBOOK・AH54/Dに移し替えている。面倒だが、両方のパソコンを知る意味で、ボケた頭を駆使している。
この年になると、少しぐらい国内を旅してみたい。まァ余生を楽しんで見たい。今までずいぶんせわしなく動き回ってきた。41歳からマラソンを始め、今日まで走った距離は地球一周半。マウンテンバイクの走行距離はもう地球を二周している。尾張平野から見る養老山地、霊仙山、伊吹山、西濃の山々など見える山をほとんど走ってきた。
そして、とうとう、というかそれ見よと言わんばかりに脊椎と頸椎を痛めた。今はマウンテンバイクとノルディックポールで動き回っている。そろそろ落ち着けといいたいが、なかなかこのジッとしておれない性分は治らない。
パソコンを始めたのは、私が車のセールス時代から書き続けたエッセイを、自費出版しようと思い、私のブログにもリンクされていいる、マイタウンさんという、頼もしい指導者がいたから、無謀とも思える出版を敢行したのだ。彼はこの尾張の郷土史家で、出版物も多数ある。私とはマラソンの天敵であり、飲み友達でもある。彼の指導で、セールス時代に書き込んだ190篇ものエッセイから145編を選んで『鈍足ランナーの独りしゃべり』として出版出来た。(これはオイラの宝だ)
ブログを書き続けているもの、当時の記録魔がそうさせているのだ。ブログを書き始めたのが2007年5月4日だから、この11月4日で2741日目になるという、日数計算のホームページで知った。
その記録魔がパソコンという武器を手にしたから始末が悪い。日常的なことも、どんどん記録して入力して管理できる。誰彼がこんな事を言ったなど、全部書き込んであるから、うかつなことは言えない。(気を付けろ、本人は忘れているが、記録は残る)
今回北海道を旅してきたときに、この「チビ=小型パソコンの愛称」を持参した。まず空港で、「チビ」と付属機器の電源コード、マウスが審査に引っかかり、カメラの乾電池とカメラ2台も引っかかりと、入口からずいぶん苦労させられた。飛行機に乗り慣れてないからだ。
バスの中ではさすがに「チビ」を出さず、ホテルではその日の記録をどんどん書き込んだ。気になったことは、メモのように、タイトルだけ書き込んでおけば忘れることはない。こうして三泊四日の旅から帰り、気になったことを調べながら、旅を思い出しながら整理していて、ずいぶん旅の余韻を楽しんでいる自分を再発見した。(実に、これはいいわァ)
今回の旅に「チビ」を連れて行ってよかったと思った。今度というか来春にでもマウンテンバイクで一人旅をしようと思う。この時にまた「チビ」をリックに入れて連れていってやろう。今度は道中で思ったことや、駄作な歌やスケッチも描きたいと思う。こう見えても…と偉そうにいうが(どう見えている?)、雅号を持っている。
- 白水……スケッチとか漫画
- 泉峰……短歌や俳句。というが、実は、《短歌目 狂歌川柳科 駄洒落属 亜種》的な歌。今まで詠んだ歌が400を超える。一茶や芭蕉も驚く数の多さは駄作珍作の連発技である。
- 走泉……本当はこれがとりあえずランナーの私としての誇りと歌人として気品の高さを誇示したかったのだが、マイタウンさんが、「走泉を、走れェせん」と言って酒のつまみにしたので、涙を飲んだ。ところが見ている人は必ずいる。ランナーで歌人の雲峰師匠から、「走れェせん」では、あまりにも気の毒だからと、上納金なしで雅号を拝命したのが、恐れ多い「泉峰」である。
どの雅号もよく見ると、「泉」が入る。白水は、白と水を上下に重ねれば、「泉」になる。
だからと言って、泉ちゃんという女の子が好きという訳ではないよ。誤解のないように。
「うそ!!」
「本当だってば」
「絶対にウソこいている」
「もう話せへん!」(ドキッ
)
気の向くままに旅がしてみたい。ノロノロとマウンテンバイクに乗って旅日記を書いてみたい。
「チビ」また連れてやるからな、待ってろよ。
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