出口調査を初めてやった
出口調査を初めてやった。私はてっきりインタビュー方式でやっているのかと思った。要するにアンケート方式で、書かれている内容に丸を付けるだけで20秒もあればできる。
これはどういう方法で実施されているか調べると、
――投票所の出入り口付近で待機し、A4サイズの調査票に地点番号、対象者番号を記入しておく。調査票には、基本質問の「性別」「年齢」「投票先」「支持する政党」の他に、「前回選挙の投票政党」「重視する政策」「取り組むべき課題」「現職の評価」などの追加質問がある。
調査員は、出口から出てくる投票者の数を数え、あらかじめ決められた人数間隔で投票者に協力を依頼。調査票に回答者の「性別」と「年齢(10歳きざみ)」「投票時刻」などを記入。その後、協力者に回答を書き込んでもらい、封筒に入れて回収。その回答は、調査員の携帯電話で報道機関にメール送信され、選挙結果予測の重要なデータとなる。――
そうだったのか。特定の報道機関の出口調査だったのか。ならばどこの報道機関かを聞くべきだった。頼まれるといやとは言えず、「アイヨ!」と簡単に引き受ける。上記の中にある「決められた人数間隔」とあるが、目の前の老人は目が悪いと断っていたすきに家内が逃げた。これでは人数間隔にはならないから、手あたりしだいアンケートの依頼をすることになる。
今回の選挙ほど分からない選挙はない。ゴチャゴチャに政党が乱立している。その政党内でも意見が分かれているからだ。小さな政党を選んだはいいが、3年もたつと大同合併して、自分がどの政党だったのかも分からなくなるだろう。
この調査員はアルバイトと知って調べると、なんといい日当が支給されている。
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終わってから調査内容を報告するまでが仕事だ。逃げ出さないように。
でも今もって分からないのが最高裁の国民審査である。もっと分かりやすくならんかね。判決内容を分かりやすくするとか、づる休みがなかったか、生活態度、妾がいるとかの身持ちの是非など。だから分からず仕舞いで白紙投票している。若いころは今日は何日だから何番目と決めて×書いていた。いけなかったかしら。
今回は憲法改悪、消費税反対、原発即時停止を主眼に置いて投票した。
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