一宮インターチェンジと車の尾張小牧ナンバープレートの名称の真実
高速道路一宮インターチェンジ名が決まるまでの事実がこんな所から分かった。
高速道路建設が決定されたころの案では、インターチェンジの敷地に大部分が稲沢の赤池が予定されていた。一宮としてはインターチェンジが稲沢に多くかかるとしても、一部は一宮である。名称争いはその地名の宣伝に大きくかかわる。そこでインターチェンジの変更をする方向で検討が始まった。だからバイパスも当然いまとはずいぶん違った位置になってはずだ。
これからすると、バイパスの建設計画も、インターチェンジの名称のために、ずい分を東にずらしたことになる。
この変更を知った土地成金になり損ねた人が、今になって悔しがるだろう。
ナンバープレートの名称も、最初はこの尾張部は「愛」一文字。次に「名古屋」となり、車の台数が増えてきて、今のままではナンバーを整理しきれない。そこで新たにこの尾張部に新しいナンバーを設けることになった。そこでこの地区では政治経済とも優位に立っている「一宮」が当然出てきた。
ところが今までの慣例として、陸運局がある氏名、今回の場合は「中部運輸局愛知運輸支局 小牧自動車検査登録事務所」を優先的に命名することになる。だから「小牧」ナンバーにするべきだと、小牧市が強烈の主張してきた。それがだめなら、陸運局を移動してくれとまで言ったらしい。
そこで折衷案として、全国で一番長い「尾張小牧」という名称になった。この当時、私は車のセールスをしていて、お客さんから「どこに行っても、これってどこにありますか?」と聞かれるとぼやく。全国どこ探しても、尾張とか三河なら知名度があるが、「尾張小牧」はどこ探しても出てこない。そんな地名がないからだ。現在はご当地ナンバーが増えて、この問題も過去の物になったが、いまだに私の車は尾張小牧ナンバーだ。
現在こういう名称は、中国のように日本の地名まで意匠登録をしていけシャーシャーとしていればいいが。のんびり構えていたら、自分の会社名まで登録されるパクリ国家がお隣にある。パクリを国際的に排除することをしないと、中国なんてなんとも思っていない。
ゆめゆめお気を付けあばせ。
故伊藤一、一宮市長の覚書からでてきた真実である。車のナンバーは同じ業界だったので知っていたが、インターチェンジのことは初めて知った。
高速道路そのものは全線一宮市内に予定されていた。最終的には一宮インターと決定された。
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