« 日本人は山を景観として見ている | トップページ | 雨の日はスーパー銭湯とラーメン屋 »

2013年2月18日 (月)

伊勢の森

先日、伊勢の森をNHKで報道していた。伊勢の森とは神宮の管理地で、自然のままの570haの広大な森である。チョット待てください~♪、計算すると、ゴチャゴチャになってきた。そんな計算ソフトで調べると、75km平方にもなる。(間違ていたらごめんねッ)

ここに入るには神宮の許可がいる。神宮へ行くと、大鳥居が見える。この太鼓橋を渡らず戻って鳥居を潜らずに右へ行くと、五十鈴川の左岸(西側)堤防に出る。この林道をドンドン上流に登り、浜島で折り返す50kmマラソン大会に2回参加したことがある。 

伊勢鉄人クラブ主催の50kmマラソンである。友人の花本君に誘われた。謳い文句は「剣峠からの伊勢の森は絶景です」という。これにつられて参加した。今日検索したら、昨年10月に第16回を迎えている。私が参加したのは第1回目の平成8年9月と翌年の2回である。 

もうそんなの長い時間が経過したのかと驚いた。当時の参加記録を引きずり出した。前日は朝熊山(あさまやま)に登山した。ここは伊勢の奥の院の金剛證寺がある。ここを参らないと片参りと言われる。ここの頂上からの伊勢の海の眩しかったことを今でも覚えている。

※ 念願の 伊勢朝熊山 両参り 眼下に広がる 島々眩しく 泉峰(また駄作な歌でゴメン)

宿泊はおかげ横丁のそばにある神宮会館で、大会の当日早朝の神宮にお参りした。足元の玉砂利が実に気持ちのいい音を出すほど静かで、森に反響するのを感じた。丁度掃除をしている方に聞いたら、時々キツネが出るという。それほど自然がこの神宮の森にはある。

スタートすると、道は車がやっとすれかわれる程の道で、森が鬱そうとしている。犬が道の真ん中でノタッと寝そべっている。周りの樹から漏れる光が幻想的でねェ。

※ 木漏れ日が 道に映す幻燈の 光に中の 木の葉ゆらゆら 泉峰

この林道は私が今まで走った中では一級品である。それほど自然で美しかった。だがしかし、一時間に一台通るか通らないかの林道で、マムシ、シマヘビ、アオダイショウ、ジムグリやイタチキやツネが死んでいた。長物総出に驚いた。一緒に走っていた仲間が、この森には入りたくないというほど、立派なマムシが死んでいたからだ。

剣峠に着いたら、五ヶ所湾が一望でき、神宮の森が丸見えであったのには感動した。鉄人会の花本君が絶賛したのがよく分かった。浜島で汗をかいた折り返しで、間宮のジィサンにウイスキーと塩辛い伊勢たくあんを頂いたのが、無茶苦茶うまかったのを今も覚えている。

ここで内緒話。伊勢たくあんと伊勢うどんは、伊勢人のケチを象徴する製品である。これを一度ブログで書いたから、よろしかったら見てください。
http://senpou.cocolog-nifty.com/sousen/2012/08/post-d91b.html

この日は快晴でねェ、しかも風もなく、五ヶ所湾はキラキラ光り、潮の香りがして海はきれいだった。

※ 磯香る 照り輝く 凪の海 沖行く船の 波に筏ゆれ 泉峰

思い出深い大会が、今も続いていたのを知って嬉しかった。

|

« 日本人は山を景観として見ている | トップページ | 雨の日はスーパー銭湯とラーメン屋 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 伊勢の森:

« 日本人は山を景観として見ている | トップページ | 雨の日はスーパー銭湯とラーメン屋 »