伊勢の森
先日、伊勢の森をNHKで報道していた。伊勢の森とは神宮の管理地で、自然のままの570haの広大な森である。チョット待てください~♪、計算すると、ゴチャゴチャになってきた。そんな計算ソフトで調べると、75km平方にもなる。(間違ていたらごめんねッ)
ここに入るには神宮の許可がいる。神宮へ行くと、大鳥居が見える。この太鼓橋を渡らず戻って鳥居を潜らずに右へ行くと、五十鈴川の左岸(西側)堤防に出る。この林道をドンドン上流に登り、浜島で折り返す50kmマラソン大会に2回参加したことがある。
伊勢鉄人クラブ主催の50kmマラソンである。友人の花本君に誘われた。謳い文句は「剣峠からの伊勢の森は絶景です」という。これにつられて参加した。今日検索したら、昨年10月に第16回を迎えている。私が参加したのは第1回目の平成8年9月と翌年の2回である。
もうそんなの長い時間が経過したのかと驚いた。当時の参加記録を引きずり出した。前日は朝熊山(あさまやま)に登山した。ここは伊勢の奥の院の金剛證寺がある。ここを参らないと片参りと言われる。ここの頂上からの伊勢の海の眩しかったことを今でも覚えている。
※ 念願の 伊勢朝熊山 両参り 眼下に広がる 島々眩しく 泉峰(また駄作な歌でゴメン)
宿泊はおかげ横丁のそばにある神宮会館で、大会の当日早朝の神宮にお参りした。足元の玉砂利が実に気持ちのいい音を出すほど静かで、森に反響するのを感じた。丁度掃除をしている方に聞いたら、時々キツネが出るという。それほど自然がこの神宮の森にはある。
スタートすると、道は車がやっとすれかわれる程の道で、森が鬱そうとしている。犬が道の真ん中でノタッと寝そべっている。周りの樹から漏れる光が幻想的でねェ。
※ 木漏れ日が 道に映す幻燈の 光に中の 木の葉ゆらゆら 泉峰
この林道は私が今まで走った中では一級品である。それほど自然で美しかった。だがしかし、一時間に一台通るか通らないかの林道で、マムシ、シマヘビ、アオダイショウ、ジムグリやイタチキやツネが死んでいた。長物総出に驚いた。一緒に走っていた仲間が、この森には入りたくないというほど、立派なマムシが死んでいたからだ。
剣峠に着いたら、五ヶ所湾が一望でき、神宮の森が丸見えであったのには感動した。鉄人会の花本君が絶賛したのがよく分かった。浜島で汗をかいた折り返しで、間宮のジィサンにウイスキーと塩辛い伊勢たくあんを頂いたのが、無茶苦茶うまかったのを今も覚えている。
ここで内緒話。伊勢たくあんと伊勢うどんは、伊勢人のケチを象徴する製品である。これを一度ブログで書いたから、よろしかったら見てください。
http://senpou.cocolog-nifty.com/sousen/2012/08/post-d91b.html
この日は快晴でねェ、しかも風もなく、五ヶ所湾はキラキラ光り、潮の香りがして海はきれいだった。
※ 磯香る 照り輝く 凪の海 沖行く船の 波に筏ゆれ 泉峰
思い出深い大会が、今も続いていたのを知って嬉しかった。
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