一宮の日曜日の本町通りはコスプレであふれている
最近、一宮市の本町アーケードが日曜になると、やけにコスプレが増えてきた。何をやっているのか検索したら、こんな記事が出てきた。
――一宮七夕まつりに世界コスプレサミットが参戦!繊維の街、一宮が掲げるコスチュームタウン構想の実現に向けた取り組みのひとつとして、世界コスプレサミットとコラボレーションします。
七夕の飾りでいっぱいになった商店街を代表コスプレイヤー、一般のコスプレイヤーの方が
パレードします!パレードのあとは代表コスプレイヤーによるステージイベントも実施するよ。7月29日は一宮市をコスプレイヤーで埋め尽くそう!!――
一宮駅ビルでこのイベントをやっていたのだ。だから七夕でなくても、日曜になるとやけにコスプレ集団が徘徊している。若い人が集まるのは結構なことだ。今一宮市内は高齢化してしまい、活気がなくなってきている。要するに「限界集落」に当てはまる。
――社会学者・大野晃が、高知大学人文学部教授時代の1991年(平成3年)に最初に提唱した概念である。もともと大野の研究では林業の衰退と再建をテーマにしていた。輸入木材によって国内の林業は衰退し、山村の人口減と高齢化、それにより、手入れの行き届かなくなった人工林(ことに、スギ・ヒノキの針葉樹林)の荒廃、さらには集落そのものの消滅が進みつつあった。大野は、集落の実態調査を進めてゆくうち、その現状を指摘するためには「過疎」という用語では実態とずれていると思ったという。そこで大野は、より深刻な実態を指摘するため、敢えて厳しい批判を受ける事を覚悟の上で「限界自治体」「限界集落」という用語を生み出すに至ったのである。
大野は、65歳以上の高齢者が地方自治体総人口の過半数を占める状態を「限界自治体」と名付けた。「限界集落」は、この定義を集落単位に細分化したものである。限界集落に次ぐ状態を「準限界集落」と表現し、55歳以上の人口比率が50%を超えている場合とされる。また、限界集落を超えた集落は「超限界集落」から「消滅集落」へと向かう。――
我が町内はとうに限界集落化していて、もう平均年齢は70歳に達しているんではないかと思われる。これでは町内の行事が機能しなくなる。「消滅集落」にならんとしている。徳山ダムや八ッ場ダムと変わらない。
若い人が別居して、郊外に住んでいるから、町内は老夫婦が残っているだけだ。活気が戻る街づくりが必要だ。コスプレ結構、どんどんやってください。
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コメント
よく、本町を利用しますが、かなり迷惑してます。
昨日は道路を占拠され、自転車での通行が、困難でした。
マナーを守れないなら辞めていただきたいイベントの一つです。
投稿: 名無し | 2013年5月26日 (日) 07時10分