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2013年6月 7日 (金)

イタリア旅行7泊9日

知人がイタリア旅行に行ってきた。長旅でお疲れの様子。奥さんは足を腫らしてしまったそうだ。とにかく歩かされたという。

しかも朝食のバイキングが6時半に始まり、夕食が8時過ぎという。昼飯に二時間もとっている国にしてはのんびりしていてぼちぼちとしか持って来ないという。しかも味付けが全部オリーブオイルというので味が同じになってしまう。日本のような繊細な味を楽しめなか;ったという。海に近いが生物はなかったという。

イタリア旅行の注意を読んでいたら普段着で行けと書いてあった。本人もそのつもりで行ったら、他の人はピカピカの衣装で来たと笑っていた。

私の姉がブラジルに移民した。待ち合わせで2時間遅れても両方が文句を言わないスパニッシュ系国だ。お国柄、「スペイン語で、Hasta Manana(アスタマニャーナ)はまた明日!という意味」言い換えれば「明日間に合うにゃ」という日本人にはなじめないお国柄だ。

ブラジルの旅行記を読んでいた。予約してあった列車の指定席に行くと、他の人が座っていたので喧嘩になった。よく調べるとこの列車は昨日の列車で、指定された電車でなかったという。一日遅れの列車という。イタリアはどうかと聞くと、15分ぐらいの遅れは当たり前らしいという。でも早く来る時のために早めの集合をかけられたという。

イタリアもそうだがスペインなども同じで金融危機が起きてもおかしくないほど働かない。夕方6時には帰ってしまい、残業などというものがないという。(これはずいぶん前に商売で行った人に話)

ローマで自由行動があったらしいが、道が複雑すぎて迷子になる。そりゃそうだわァ、大昔の戦略的な石造りの町がそのまま残っているから、敵が迷うように出来ている。

ゴミはどうかと聞くと、裏に入るとひどいものらしい。確かフランスでも犬のフンはいたるところに転がっているという。彼らは日本のように糞尿を農作に肥やしていた農耕民族でなく、狩猟民族だから犬のフンなんて動物の居所を知る情報源ぐらいにしか思っていない。

ベルサイユにはトイレがなく、長いドレスのまま庭で侍女にオマルを持たせて立ションしたという。家の中にはトイレがなく、オマルでやっていた。中には捨てるのに道路まで行くのに面倒だからいきなり窓から捨てるやつがいた。軒先にテントが斜めに降りてくるのがあるでしょう。あれは上からの糞便を避けるために出来たという。

道路の真ん中に溝が掘ってあって、そこへオマルに入れた糞便を捨てていたという。雨になると糞尿が道路にあふれ、そこでできたのが60cmもあるハイヒールだという。

現在トイレは有料で門番がいて1ユーロという。コンビニはあるかと聞くと、ないという。コンビニエンスの意味の中に公衆トイレという意味もある。売店で物を買えばトイレを貸してもらえるらしいが。とにかく言葉の壁が問題だという。はぐれないように団体にしがみついての旅行は疲れたという。頻尿な私には無理な旅だ。ワシは日本向きだわァ。

まず金をとられなくてよかったねェ。

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