島畑で出会う人々
名神高速道路一宮インター500m東に丸い大きながガスタンクがある。この高速の北側に1㎞平方の田畑が広がる。ここは平安時代からの原始農地で、日本で一番広い島畑である。
島畑を知らない方にいつも読んでいただいている方にはくどいようだが、もう一度説明しま
す。この土地は地面が高く水が入りにくいから、掘り下げて水を入りやすくした。掘った土を所々に積み上げて畑にした。その畑を島畑という。
田んぼはまるでジグソウパズルで、かぎ型やひょうたん型・三角型・丸型といろいろで、しかも島になっている島畑に入る道がないから、他人の土地から入らなければならず、田植えをされると出入りができなくなるから、荒れ放題になっている。事実放棄されたような耕作されている畑が多い。
道は耕運機が擦れ違いができないので、どちらかが退避しなければならない。自転車同士でも退避することしばしばである。
「アッどうもすみません」
「イエどういたしまして」
こんな雰囲気は、まるで登山道であいさつをする雰囲気である。ここには農夫はモチロンだが、散歩の人が結構いる。1km平方にたった一人ということもあるほど人がいない。
こういう雰囲気がここで擦れ違う人は、皆挨拶をしていく。心豊かになる。
ここはもう田植えが済んで緑一色で美しい。
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