外国語を乱用するヤツは日本語を知らない
こんなニュースが流れた。私もそう思う。本でもそうだ、やたらと横文字を多用するやつの本なんか、途中で投げたす。
私はいつも電子辞書を横に置いている。この中にカタカナ発音のキーがあり、本ならば調べやすいが、テレビやラジオなら聞き逃してしまう。
――NHKの放送番組で外国語が乱用され、内容を理解できずに精神的苦痛を受けたとして「日本語を大切にする会」の世話人高橋鵬二さん(71)=岐阜県可児市=が26日までに、NHKに141万円の慰謝料を求める訴えを名古屋地裁に起こした。提訴は25日付。
訴状によると、NHKでは報道、娯楽番組を問わず番組内で「リスク」「トラブル」などの外国語が多用されているだけでなく「BSコンシェルジュ」などと番組名にも用いられていると指摘。日本語で容易に表現できる場合でも使われているとし、公共性が強いNHKが日本語を軽視するような姿勢に強い疑問があるとしている。NHKは「訴状の内容を確認していないのでコメントを差し控える」としている。
高橋さんは取材に「質問状を提出したのに回答がなかったので、訴訟に踏み切った。NHKだけの問題ではないが、公共放送は特に影響力が強い。年配者にも分かるような放送をしてほしい」と話している。――
私は車屋だったが、車の機能を日本語で説明する方が難しい。車は今や一家に一台あるし、試験場でしっかり教え込まれるからまだいい。私が頚椎と脊椎を手術する前に、掛かっている岐阜大学の整形の宮本敬担当医は、医学専門用語を全部分かりやすい日本語と模型で説明して下さった。インフォームドコンセント(要するに手術にまつわる説明を十分した上で同意を取ること)ができる方だった。その前に同じ大学の、ほかの先生の時は全く意味不明だった。
私の息子が工業大学に行ったとき、三つ教えた。
- 相手の目線に合わせて話せ。子供なら子供分かるように、老人なら老人に、専門家なら専門家に分かるように話せ。
- 専門用語を多用するな。素人にわかるように説明できないということは、勉強不足だ。
- 横文字で話すな。日本語を勉強しな。
これなんだ。NHKは全国放送だ。なにもNHKばかりではない。全てのマスコミが注意するべきことなんだ。私もこの訴えた人に賛同するぜッ。
あるエッセイイストの本を読んでいた。こんな記述があった。……95歳の伯母さんが一人暮らしをしている。好奇心も行動力も体力もあり自由気ま「メリーウイドーな生活を……」。そこで電子辞書のカタカナ発音で調べたが出てこない。
そこでメリーを調べると、……陽気な、愉快な、おもしろい、快活と出てきた。
今度はウイドーを調べたら……未亡人
これでやっと繋がった。この方はよく外国へ出かけておられるから解るだろうが、これなんか読者は大変困る例だ。日本語で書けるんだから、日本語を駆使してちょうだいよォ。マスコミもエッセイイストも言葉の魔術師のはずではないかね?
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