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2013年9月11日 (水)

四季について考えた

9月に入り連続して台風から低気圧になって、日本列島を縦断して、大雨が降ってから急に涼しくなった。秋をすぐそばまで連れてきた。

 四季って、誰が考えた?

 まず漢字から調べてみようと思った。ところがもうキチンと調べてみえる方がいた。だからそれをお借りします。ゴメン手抜きで。

 ――四季の漢字の成り立ち。誰かがキチンと書いてくださっている。感謝します。 

http://www.lang.osaka-u.ac.jp/~sugimura/essays/essay-tushuguan-chunqiu-5.htm――

こうしたキチンとした四季があるのは世界中だろうか。南洋ハワイにも四季があり、南北の極にも四季はあるんだろうか。ヤフーの知恵袋の質問コーナーの中から、回答が出てきた。 

――日本は確かに特殊です。
気候変化はどの国にもそれなりにありますが、日本が特徴的なのは「春」と「秋」が明確に季節となっていることです。
それは、アジア大陸の東、太平洋の西端に位置する島国だということでそうなります。

日本と同じ緯度にあるアジアやアメリカやヨーロッパの国では冬と夏は明確に違いますが、春と秋が季節として日本ほどはっきりしていません。
大陸と大洋の影響を受けながら海に囲まれていて、その海にも特徴豊かな海流が流れているからですね。――

 

 

恵まれた環境にいると、そのありがたみが分からなくなる。春は花が咲き始め、梅雨は今年のように大雨が続くと、恨みたくなる方も出てくるだろう。同じ日本に住んでいても、雨が足らないで困っている方もいる。

 

夏には猛暑となり、連日記録更新のような暑さが続く。秋は熱くなった体と心を慰めてくれる。

 

さて今年の冬は豪雪になるところも出てくるだろう。老骨にムチ打って屋根からの雪おろしが始まる。

 

この尾張平野に住んでいると、豪雨もなく、豪雪もない。でも春や秋はキチンと判別できるという、地域的にいい環境で住んでいる。

四季という言葉を考えたのは、絶対に日本人だろう。もしほかにいるのならば、その緯度に近い人たちであろう。まさかハワイの人に冬は思いつかないだろうし、アラスカで春や秋を感じろと言っても無理がある。こうしてみると、日本っていいなァ。メリハリがある。

――日本と同じ緯度にある、中国やアメリカは大陸性気候です。
冬から夏への変化がはっきりしています。
日本の春は冬から夏にかけて緩やかに変化していく過程の季節ですね。
秋も同じです。
ずっと、春とか秋という国はありません。
世界の国はほとんどが大陸にあって島国は少ないですね。
イギリス、ニュージーランド、インドネシア・・・・。
それらの島国は日本とは地理的条件の違いがあって日本のように四季がはっきりしていません。
常夏の国は赤道付近の国で、いつも寒いのは極付近です。
それらは世界地図で見てください。――

 

今年も夏は終わる。もう秋になると思うと、待ち遠しくなる。

翻訳機で調べると、
ロシアに春はあるか……Becha……スプリング、と出る。

文学書を翻訳するときには必要なんだろうけれど、おそらく肌では感じたことがないから、春を本から理解するのには無理がある。

世界中がこういう意味で四季という単語は存在しているだろうが、四季を理解するには不明な地区が多いだろうなァ。

同じ地球に住んでいながら、気の毒に。

 

 

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