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2013年9月18日 (水)

羊羹されど羊羹

なぜか最近深夜目が覚める。今日はAM3時に目が覚めてしまった。仕方なしに本を読み始めた。これが面白い本で、畑正憲著の『REX怪獣物語』である。流れるような文体に私はどんどん引き込まれていき、とうとう朝方を迎えるというのが、この本の出会ってからだ。

5時になったので、もう起きることにした。表は台風18号が近づいてきて雨が降っている。早いがその台風進路を見ようと、テレビのチャンネルを入れた。

番組は先日発射成功した宇宙望遠鏡「スプリントA」を搭載した「イプシロン」の打ち上げ成功に関して、宇宙食に羊羹が持ち込まれている話をしていた。メーカーによると「宇宙羊羹」「災害備蓄羊羹」「菓子としての羊羹」を紹介していた。

そこで気になったのが、なぜ羊羹には「羊」がくっ付いているかである。そこで台風に負けず、羊羹の検索を始めた。ところが手始めにウィキペディアを調べたらもう出てきてしまった・

――もともとは中国の料理で、読んで字のごとく羊の羹(あつもの)、つまりは羊の肉を煮たスープの類であった。冷めることで肉のゼラチンによって固まり、自然に煮凝りの状態となる。「羹」の通常の音(漢音)は「こう(かう)」で、「かん」は近世中国語に由来する唐音であり、現代中国語音「コン (geng1)」に近い。鎌倉時代から室町時代に、禅僧によって日本に伝えられたが、禅宗では肉食が戒律(五戒)により禁じられているため、精進料理として羊肉の代わりに小豆を用いたものが、日本における羊羹の原型になったとされる。

別の説によると、羊の肝臓の形をした菓子である「羊肝こう」が、中国から日本に伝えられた際、「肝」と「羹」が混同さ、「羊羹」と呼ばれるようになった(『嬉遊笑覧』)ともされる。日本の文献における「羊羹」の初出は室町時代に書かれた『庭訓往来』の「点心」の記事と言われている。――

そうか、煮凝りから始まったが、本家中国ではここまでで、日本に伝わり禅僧の世界で今の羊羹に形を変えた。ここでも日本と中国の創意工夫の違いが出てきている。丸ごと真似をしている中国には、現在以上の発展は見込められないだろう。日本も戦後は真似で生きてきたが、そこに一工夫する事で、よりいい物を作ってきた。それが技術日本を作り上げてきた。

さてその宇宙羊羹とは、
――【宇宙食】スペース羊羹小倉はJAXA(宇宙航空研究開発機構)が日本宇宙食として認証したアイテムの1つです。 山崎製パンの羊羹がアルミ包材に入ってます。 中身は1本ものの羊羹になります。 噛み締めて宇宙を感じで見てはいかがでしょうか?

販売価格(税込): 367 円 ――で通販されている。
災害羊羹は――「えいようかん」とは「栄養」と「羊羹(ようかん)」をかけた言い回しからつけられた商品名で、2008年から発売を開始。非常食向けとして賞味期限は3年だったとのこと。ところが他の備蓄用食品の多くで賞味期限が5年であることから、「えいようかん」についても5年にならないかという要望があり、井村屋では4重の包装フィルムの採用で密封・遮光を行い、5年6か月の長期保存が出来るよう改良された。――
一度我が家の備蓄を調べる必要がある。乾パンは捨てるべきだろう。おそらく期限切れだろう。缶詰は持ちがいいから保存できる。水は60リッター確保している。

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