すし屋でのマナー
最近あまり寿司屋に行くことがなくなったなァ。ニュースでこんな記事を見つけた。
「お寿司は箸を使って食べるのか? 手で食べるのか?」というよくある疑問にお答えします。結論から言うと、食べやすければどちらでもOK。慣れない手つきでぽろぽろこぼしてしまうよりも、慣れた方法できれいにいただくのがベストです。箸を使うなら、ネタとシャリの両方を軽くつまんで口に運びます。手でつかむ場合はシャリを上にしてネタにしょう油をつけ、そのままネタを舌で味わうようにいただきます。こうすればシャリがしょう油で崩れません。
お寿司屋さんではお勘定のことを「おあいそ」というのがマナーだと思っている人もいるかもしれませんが、これは間違い。本来「おあいそ」や、しょう油のことを指す「むらさき」、お茶を指す「あがり」などはお店側が使う言葉です。たとえば「おあいそ」は、昔お店の人が会計をするときに「お愛想(おあいそ)がなくて申し訳ございません」と言っていたのが語源とされているので、お客さんの立場で「おあいそしてください」と言ってしまうと失礼に当たってしまうのです。
あるなァ、ワシでもやってしまう。格好つけてつい「おあいそ」「あがりちょうだい」「むらさきをください」とやりそうである。
最近安上がりなクルクル寿司ばかり行っているから、「むらさき」なんか勝手に回ってくるし、「あがり」なんかも、目の前に積んであるから、蛇口をひねれば湯が出てくる、勝手のやってちょうだいという方式であるから、マナーもすでに絶滅したようだ。せいぜい「お愛想」ぐらいは残っているかもしれないが。
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