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2014年12月 9日 (火)

吹雪の雪は、「き」とは読めないが

どうも変なことに引っかかるなァ。最近齢のせい疑い深くなったのだろうか。それと、もともと性格が捻じれているんだろうか。ウルトラマラソンをやっていたころ、名古屋から金沢まで270km走る大会に参加した。(参加しただけで、一度としてゴールできなかった。私の最長距離は160kmまででした)

蛭が野の上りに来たとき、体は右肩が下がり、仁義を切って走っているようだったと、後ろから来た友人が言った。そして「あんたは性格が曲がっているからなァ」と笑われた。腰痛でレントゲンを撮った時、側彎ということを初めて知った。背骨が大きく右肩下がりになっていて、それを筋肉で隠していただけで、長時間走っていると疲れからどんどん体が曲がっていくんですわァ。 別に性格ではないと思いたいが…。

「雪」を漢和辞典で調べると、古い字は「雨」かんむりと音符の「彗」(スイ・スイ→セツ)とからなり、今の「雨」かんむりの下の、「ヨ」は省略された形だ。雪の意を表す。読み方は「セツ・ユキ」である。だからどこにも、ふぶきの「キ」はない。

考え方を替えてみる。今度は広辞苑である。
ふぶき【乱雪・吹雪】とあり、古くは清音(ふふき)
1:はげしく吹くこと。
2:降雪にはげしい風をともなったもの。風雪。暴風雪。
3:はげしく散りたるもののたとえ。花吹雪。紙吹雪。
その他がある。
ヘ~ッ、乱雪もふぶきか。

ふぶく【乱雪く・吹雪く】の意味は、「吹雪」と同じ。

でもまだ、「雪」を「き」と読むの説明になっていない。今度は古語辞典を開いた。
ふぶく:雨・風・雪などが激しく吹き荒れる。

雨も風も入っている。では吹雪だけではなく、「吹雨」「吹風」も「ふぶき」か?またそのせつめいがないがやァ。

気象庁お気象用語では「ふぶき」とひらがな書きで漢字では表記されていない。
12月4日の天気予報では――狩北部 では 雪 で ふぶく――と書かれている。唯一漢字の吹雪に本家が抵抗してるような気がする。

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