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2015年1月22日 (木)

タクワンはブラジルで出来るか

この問題は、はっきりいうと、できます。
これは現地に確認した。姉がブラジルに移民して、養鶏と花と柿で成功した。姉は亡くなったが、ブラジル日本人農協婦人部連合会を立ち上げ、初代会長をつとめた。その姉が味噌なども作っていたし、タクアンも漬けていた。先日ブラジルの姪っ子にメールを入れて確認したら、日本では寒風にさらして乾燥させるが、ブラジルでは天日干しという。気温が違うからなァ。

これが現地からの報告です。「ブラジルのタクワン、それも自家製でおいしいのがたくさんあるよ。干す時は太陽に干してやるよ。パパイ(父)は自家製の味噌につける。すごくおいしいよ」

日本人は懐かしさのあまり、日本の食品を作り続けていた。野菜もはるばる日本から持ち込んだ。ゴマ、ナス、キュウリ、トマト、ネギ、宮重大根など持ち込んで移民してきた。そして栽培をした。だから日本にあるものは何でもあるが、ブラジルにあっても日本に無い物はたくさんあるという。

日本人は真剣に野菜と取り組んで、良い品質のものを作ったが、売れなかった。要するに食文化の違いだった。肉食の国だったからだ。そこで煮て調理して販路を求めたという。日本人がどうしても食べたかったのがタクワンだという。次の移民船に頼んで持ち込んでもらう。それがブラジルの人にはこの臭いがどうにもいやなものらしい。

いま世界中でタクアンの真空空パック入りが売られているという。(値段は、妹尾河童さんの出版当時の、1992年です)
『たくあん太郎東京沢庵』東海漬物製造 80セント・180g 現在は楽天で281円・400g
『あんみつたくあん(こんぶ入り)』松下食品神戸 1ドル35セント・250g
『キムラの伊らご一本』 98セント・160g
『東海いるり漬・たまり風味』東海漬物製造 1ドル5セント・200g
『SANTA TAKUWAN』 PICKLED RADISY 国際食品開発・1ドル79セント

上記のものを調べると、意外やいまも売られている。タクアンの缶詰もあるという。これが海外の日本人が買い求めているんだ。

私が好きなのは、岐阜県羽島にあるお千代保稲荷稲荷にある漬物屋の古漬けである。この酸っぱいんだ。これをそのまま食べずに、まず塩抜きして、痛めてから辛子を入れて煮るのである。そうすると、酸っぱさが抜けて、なかなかいいご飯の素である。

一度伊勢で食べた沢庵がある。伊勢タクアンである。この辛いのなんの、本当に辛い。まるっきり塩だけで漬け込んである。友人の郷土史家が言うには、この辛いタクアンをカジリながらご飯をたべると、おかずがいらないという、伊勢商人のケチから始まったというようなことを言っていた。

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