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2015年2月28日 (土)

「しつこい」の語源は

しつこいの語源を調べると、

(1)「しつけ」と「こい」の二語が結びついたというもの
 「しつけ」は躾または仕付で、作ること、やること。「こい」は、濃い。すなわち「やることが濃い」から「色合いや味覚が濃厚」になり、さらに「人のやることがくどい」などの意味になったというもの。

(2)漢語「執」と接尾語「こい」が結びついたというもの
 いつぞやのメールで「これはウソっぽい」と書いたが、ちゃんとした本にこの説も出ていた。  「執」は訓読みすると「とる」で、「執行」などの熟語はその意味から。しかし「執念」とか「執拗」とか、まさに「しつこい」の意味も持つ。接尾語「こい」は、元々は(1)と同様、「濃い」から来ていて、名詞・形容詞の語幹などに付いて、その要素が強く感じられる、その程度や状態がはなはだしい、などの意味。上の語との間に促音が入って「っこい」の形をとることが多い。上述した「冷やっこい」のほか、「油っこい」とか「丸っこい」もこれ。

(3)「執拗」を「しつくどい」と読み、それが「しつこい」に変わったというもの
 確認されている用例として、「心の闇」(尾崎紅葉)に「思出しては堪えかねて、なお執拗く同じ言を繰返すに・・・」があるが、近世から使われているはずの「しつこい」の語源が尾崎紅葉の用例というのは弱く、いまいちの説。

(4)「尻腰(しっこし)」が「しつこし」に変わったというもの

パソコンは使えば便利なものだなァ。

この尾張地方では、「ひつこい」という。これはこの尾張では「し」を「ひ」と発音する例が多い。七を「ひち」と読んでしまい、「しち」とは読みにくい。質屋を「ひちや」、七五三を「ひちごさん」という。これで通じてしまう地方なのだ。

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