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2015年4月23日 (木)

軽トラクックの上から、選挙運動

むかし町の自動車工場に勤めていた時、社長が町会議員に立候補した。

従業員が応援しないと、応援していただいている町内、いわばお客さんに失礼にあたるから、どうしても選挙運動をしなければならない。

昼間は仕事で動けないから、5時を過ぎたら選挙事務所に出向いた。小さな町に立候補者が多いから、至る所で選挙カーに出会う。こういう場合は相手をたたえて「頑張って下さい」とエールを送るのだそうだ。そんなこと知らないから、選挙では対抗者は敵だとばかりに、大声を張り上げた。

まっくらな田んぼの中で、誰もいないのに、「わざわざ手を振って頂いての応援ありがとうございますゥ」と、ウソを言って走りまわった。軽四輪の荷台に4人乗ってがなり立てた。

ある政党公認候補が裏路地に入った。ここは行き止まりなので、入り口をふさいでがなり立ててやった。政治家としてのキャリアは若いが年季が入っている。後に議員になった社長がこの若い議員に相当いじめられたらしい。

選挙も後半に入り、しゃべりに慣れてきたとき、ついうっかり私自身の名前を選挙カーから喋ってしまった。そうしたら、選挙事務所に帰ったら、「だれだ関係のない名前をいたのは」と叱られた。アハッそうだわなァ、ワシは立候補していないもんなァ。

でも選挙好きな人の気持ちはよく分かる。だから選挙カーを見ると、つい手を振ってしまう。選挙カーから「手を振っての応援ありがとうございます」という返事が聞こえるから。

でもただ政策論争も何もないただ名前の連呼だけだ。いま選挙真っ盛り、一宮の駅前に行くと、ここに来る候補者は政策論争を得意と見える。まず立候補しして何をやりたいかという構想を持っている。

今回立候補した中に、バーコードを自分で印刷して、両面テープで張り付けてあるのが登場した。両面テープが弱かったのか、すぐに風で飛ばされて落ちてしまった。縁起が悪いが「落ち」てしまった。

小学校連区長をやっている友人が、連区推薦のある候補者を連れて我が家に来た。私が氏子総代をやっている神社の社務所を貸してほしいと言ってきた。これは私個人の持ち物でなく、氏子さん皆の物、特定の立候補者には貸せない、ここは政治と商売には貸さないことにしているという理由で断った。

候補者を嫌っているのではない、氏子さんそれぞれに支援している人がいるからだ。これをないがしろにはできないし、ここの氏子は2つの連区にまたがっている。

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