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2015年6月12日 (金)

水の安全性

海外に行くと実感できるとされる日本の良さのひとつが「水道水をそのまま飲める」こと。「そんな国は世界に十数カ国しかない」といわれており、実にありがたい環境で暮らしている日本人。しかし、家庭用ウォーターサーバー、浄水器、ペットボトルのミネラルウォーター…など、「水」に+αのお金をかける人は増加の一途をたどっているようです。水道水の味やニオイも改善されているにもかかわらず、みなさんよほど「水道水」がお嫌いなんでしょうか? そこで、20~30代の社会人男女200人(男女各100人)にアンケート調査してみました。56%が水道水に抵抗があるという。

ミネラルウオーター類などの市販や宅配の飲料水等はどうかといいますと、「食品衛生法」で規制されています。

食品衛生法で定められている水質基準項目は18項目で、使用する原水(採取した水)がその基準値をクリアしていれば、販売、流通の許可を得ることができます。また、その基準値も水道法に比べると数倍ゆるいものですし、検査頻度も年1回程度となっています。

たとえば、検査項目で「カドミウム」の含有量は食品衛生法では、0.01ミリグラム/リットル以下に対して、水道法では「じゃ口から出る水」に対して、0.003ミリグラム/リットル以下、同じく「鉛」やトリハロメタンより発がん性が高いといわれる「ヒ素」の場合は、食品衛生法では、0.05ミリグラム/リットル以下に対して、水道法では0.01ミリグラム/リットル以下となっています。

なぜ、ミネラルウオーター類の水質基準がこんなに緩いかというと、「ヒ素」などは、日本の天然水(天然由来の多くの水源)に自然に含まれているため、緩くせざるを得ないのです。

以前こんな本を読んだ。外国の、ミネラルウオーターには不純物が混入しているのが当たり前という概念がある。これが本当に「自然に湧き出た水」であるからだ。フランスのミネラルウオーター「ペリエ」のドビュッシー研究所長が、「日本のみなさんが飲料水に細菌が入っていると大騒ぎするのがまったくわからないのです。だって、口の中にも、腸の中にも、細菌がいっぱいいます。空気の中にもたくさんいるのです。細菌を含んだ飲料水を飲んだらいけないというなら、日本のみなさんは『呼吸をしてはいけない』ということになるのではないでしょうか」と語った。(『空飛ぶ寄生虫』藤田紘一郎著より)

一宮の水はほとんどが木曽川と長良川の伏流水。それでも水道法で最低限の塩素消毒をしている。以下は市ホームページより。

原水は、自己水として地下水と伏流水があり、さらに県営水道からの浄水受水があります。地下水及び伏流水の水質については概ね良好で変動もほとんどありませんので、塩素消毒のみの処理を基本としていますが、一部でマンガンが多く含まれている地下水に対しては除マンガン処理を併用しており、全体として問題はありません。

この尾張平野は伏流水が豊富なので、水に困ったことがない。同じ愛知でも三河は水枯れをする。三河はダムに頼っているから、夏場には雨が少ないとダムが空になるからだ。

私なんか山に入ると、川の水を飲んでいた。まるでミネラルウオーターでしたし、未だに腹も壊れていない。

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