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2015年7月29日 (水)

老化を防ぐ方法

海外の環境・健康情報サイト『mother nature network』の記事を参考に、科学的に証明された“若さを蘇らせる方法”をご紹介しましょう!

■1:野菜と果物の摂取を増やす.……私はただいま73歳、食事でももう肉物から離れたきた。だからといって、野菜が多くなったとは思えないが。

あなたは、毎日きちんと野菜や果物を食べていますか?

2012年に行われた研究では、対象者が6週間にわたり野菜や果物の摂取量を増やしたところ、“他人からより魅力的かつ健康的に見られるようになった”という結果が出たそうです。

野菜や果物にはお肌や体を若くする成分がたくさん含まれています。今食べている量が少ない人は、思い切って増やしてみてください。また、食事前に野菜をたくさん食べることで、お腹がいっぱいになり、全体的な摂取カロリーを減らしてスリムダウンすることも可能です。

■2:歯のケアをきちんとする……歯は年相応だ。

いくら肌がきれいでも、歯が汚かったり抜けていたりしたら一気に老けて見えますよね。

歯のケアもアンチエイジングの大きな要因の1つ。日本ではデンタルフロスがまだ一般的ではありませんが、歯間に食べ残しがあることで虫歯や口臭の原因にもなります。1日1回は必ずフロスしてくださいね!

また、歯ぐきの病気から脳卒中や糖尿病、呼吸器疾患などに発展する可能性も高いそうですので、日頃から歯のケアをきちんと行いましょう。

 

■3:禁煙する

まだタバコを吸っている方、老化をストップさせたいならすぐやめましょう。タバコを吸うことで血液の循環が悪化し、肌にシワができることは科学的に証明されているそうです。

もちろん肌だけでなく、歯が黄ばむなどの弊害も。そのうえ数々の病気と、それが引き金となる短命の原因ともなります。

今からでもやめることは遅くありません。やめてしばらくすると、お肌や体の調子が改善していることに気づくはずですよ!

■4:十分睡眠をとる……とってるっとってる。もう死んだかと思うほど寝ている。

睡眠不足で起きた朝の顔と、たっぷり眠った朝の顔を見比べればおわかりかと思いますが、睡眠不足は美容と健康の大敵! 

お肌のシワやクマ、乾燥、などに繋がる恐れがあるそうです。30~40代に入ったら、夜遊びはほどほどにしてしっかり眠りましょう。きちんと眠ることで、肌のツヤや輝きが違います。

■5:エクササイズをする……毎日マウンテンバイクで2-~30km走っている。

エクササイズを日常的に行うことで利益があるのは、プロポーションだけではありませんよ! 酸素の供給量が増えて血液の循環も活発になり、お肌に届く酸素の量も増えるそうです。

「もう遅い」なんてことはありません。気づいた時に始めることで、続ければ今のあなたよりずっと若く見えるようになるはずですよ!

■6:水をたくさん飲む……焼酎の水割りをガバガバ飲んでいる。ダメ?

スーパーモデルのエル・マクファーソンや、ハリウッドの人気女優ジェニファー・アニストンの若さの秘密の1つは、1日に水を約3リットル程度飲むことだそうです。

水をたくさん飲むことでお肌のハリや潤いだけでなく、体調や気分的な面も改善するといいます。特に夏は水分の消耗が激しいので、こまめに水分補給をして、1日3リットルを目指しましょう!

以上、エイジングを止めて若さを取り戻す方法をお伝えしましたが、いかがでしたか?

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2015年7月27日 (月)

口臭と体臭のチェック

手の甲や、手のひらを舐めてしばらくしてその匂いを嗅ぐと自分の口臭に限りなく近い臭いがします。

この方法では臭いがあることや臭いの強さやどんな臭いかまで確実に分かるのですが、当然それだけ心理的なショックも大きいのでこの方法でやる場合はそれなりの心の準備が大切です。

出典口臭があるか自分で確認する3つの方法|歯磨きしても息の臭いが気になる

では体臭はどうか。

自分の体臭をチェックするのに有効な方法の一つに、お風呂を利用した後に自分の衣服の臭いを
確認するというもの。

入浴の前では自分の臭いに慣れているので、どのくらい体臭が酷いのか判断できないのですが、入浴後では
自分が清潔な状態になり、浴室の水蒸気の影響で嗅覚がリセットされるので、自分の衣服の臭いがハッキリと分かりますよ。

そして、この時に意識して臭いを嗅いでもらいたい箇所が脇(ワキ)なんです。
脇から悪臭がする場合には、ワキガの可能性があるから。

また、ワキガの人は、衣服の脇の部分が黄色くなりますから、合わせて確認してみましょうね。

こういうことは指摘しがたい。しかも自分の臭いなんかは分からない。臭覚機能はとにかく早く麻痺するらしい。でも実際にやって自信を無くさないように。

あまり敏感だと毎日トイレで自分のモノで悶絶しなければならない。よくぞ進化したものだ。

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日焼けで真っ黒け

こんな私を見て、皮膚ガンになるぞッ、という。ならば黒い人種はみな皮膚ガンになるか?と言い返していた。ところがだ、こんな論説のニュースが流れてきた。嬉しいなァ

「太陽の光を浴びないと思ったよりも死に近づくぞ!」というナイスな論説(英文)が出てまして。著者のリチャード・ウェラー博士はエディンバラ大学の皮膚病学者で、お肌の健康のエキスパート。彼の主張は明快で、以下に並べてみました。

1. 確かに日焼けは皮膚がんのもとだが、一般的に言われてるよりも発生率は非常に低い。また、もし皮膚がんが発生しても、容易に治療ができる。

2. 実際、太陽の光を浴びる時間が長い人ほど寿命が長く、そのせいで皮膚がんにかかった人でも平均的な寿命よりも長く生きる傾向が大きい。3万人のスウェーデン人女性を対象にした調査では、日常的に日光浴をしている人は平均で20年も寿命が長かった。

3. 日光浴が体にいいのはビタミンDの影響もあるが、一酸化窒素の働きも超重要。日光を浴びた肌は血管内に一酸化窒素を放出させ、血圧を下げる働きを持つ。一酸化窒素には、血流アップのほかにも新しい血管を作る作用があり、心疾患のリスクを大幅に下げる。

4. ビタミンDや一酸化窒素系のサプリを飲んでも、陽の光を浴びないことによるダメージはリカバーできない。

5. 普段から日焼けを避けまくっている人ほど、いざ皮膚に悪性腫瘍ができたときの悪影響は大きくなる。

・バランスが大事
といったところ。皮膚がん患者のほうが平均寿命が長いってのは始めて知ったなぁ。もちろん、シミやソバカスが心配な方も多いでしょうが、ビタミンDや一酸化窒素が足りなくなると、結果的には紫外線のダメージよりも肌が荒れることになりますんで、そこはバランスで考えて欲しいところ。

どうじゃ~!

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2015年7月26日 (日)

ウナギ

土用の日丑の日は、日本中がこぞってウナギに群がる。

江戸時代、うなぎ屋がうなぎが売れないで困っていることを、平賀源内に相談しました。

この時の、   
「“本日丑の日”という張り紙を店に貼る」    
という平賀源内の発案が功を奏し、うなぎ屋は大繁盛になったのです。いまだに振り回されている。地中海ではシラスをそのまま煮付けて食べている。ニホンウナギは「絶滅危惧1B類」とされた。だが吉報もある。

――2002年4月に三重県の水産総合研究センター養殖研究所が、ウナギの「完全養殖」に世界で初めて成功した。実験室で人工孵化(ふか)させた仔ウナギを育て上げ、さらに2代目を無事に誕生させたのだ。これをうまく商業化できれば、安定して市場にウナギを供給できるし、この魚の保護にも役立つに違いない。

 期待の完全養殖ウナギは、果たしていつ私たちの口に入るのか。それまでに、あとどれほどのハードルを越えなければならないのか。三重県の南、五ヶ所湾に面した研究所を訪れた。

 実験室に入ると、おなかの大きな雌ウナギが、麻酔をかけられて金属の容器に横たわっていた。養殖研究所の繁殖研究グループ長、田中秀樹が、その雌を持ち上げておなかを押してやると、どろどろと白い卵が流れ出てきた。

 「なかなか良いですね。血が混じっていたりすると、孵化もあまりうまくいきません」

 800グラムだった雌の体重は500グラムに。差分の300グラム、およそ60万個の卵が採取できたことになる。ここに、雄の精子をかけてやると、うまく受精した卵は2日以内に孵化して仔魚になる。人工孵化の完了だ。

 1960年代に始まったウナギ完全養殖への取り組みで、最初の壁がこの人工孵化だった。不思議なことだが、養殖場で育ったウナギはほとんど雌にならず、性成熟もしない。繁殖させようにも、段取りさえ整わないのだ。

 そこで1990年代にかけて国内の大学や水産試験場が開発したのが、ホルモン投与による雌化と性成熟。稚魚の段階からホルモンを餌に混ぜて与え、雌を育てる。さらに成魚になったらまた別のホルモンを投与し、精子が出る状態、卵ができる状態にする。こうしてある程度計画的に仔ウナギをつくれるようになった。――

もう実現可能な時期に来ているんではないか。期待しているでェ、ワシもう73歳になったでなァ、間に合えばいいのだが。

フナでもコイでも刺身が好きだが、なぜウナギに刺身がないのか、気になる。

ウナギの血中に含まれる毒「イクシオトキシン」は、口から入ると中毒症状を引き起こすのだそうです。さらに体表面のヌルヌルの毒は、「イクシオトキシン」よりも毒性が強いことがわかってきたとのこと。ただ、どちらも熱に弱く、十分に加熱すれば毒性がなくなるんだって。だから蒲焼きにして食べられてきたんですね。

毒だとわかっていても、食べてみたいという探究心を抑えられないのが人間なのでしょうか。調べたところ、お刺身として提供されている専門店もあるみたいです。くれぐれも素人の方はマネしないよう、ご注意を!

ところが、全くウナギに無縁なところがある。岐阜県の郡上市美並町粥川地区では土用の丑でもウナギは食べない。いや、1年通して絶対食べない。「住民は古くからウナギは神のお使いとして大切に保護し、現在も食べることはありません」と看板を立てるほどの徹底ぶりだ。

住民も「絶対に食べません。タレも食べません。箸もつけません」「ウナギの味はいっぺんも知らない。全然知らない」と話す。

なぜなのか。1000年以上前にさかのぼる。鬼が村で悪さをしたときに、ウナギが鬼退治の武士を鬼のいる場所に案内して、見事退治につながったという伝説があるからだという。一度瓢ガ岳(ふくべがたけ)1162mに登った時、片知渓谷をさかのぼる。ウナギが案内した川だ。ここが伝説の場所だという看板を見た記憶がある。

この時期一宮のスーパー・アピタでは、土用の丑の日にかけてウナギを焼くプレハブ20077_002が建つ。さばく人、くし刺す人、焼く人が一組になって、10分交代でやっている。一度許可をもらって小屋に入ったら、とても暑くて30秒で出てきた。一日3000本焼くといった。

これはウナギでも食べなきゃやってられんなァ、というと、もう見たくもないという。そうかもしれんな。

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2015年7月25日 (土)

箸の起源

箸の起源は難しい。古代資料<魏志倭人伝(280年)>では“手食す”とあって、卑弥呼(280年頃)の国では箸を使っていなかったらしい。逆に言えば呉の時代にはこれが箸を使っていたという証拠とされている。

昔の箸は二本箸でなくて、一本を真ん中で折曲げてピンセットのようにつかっていたらしい。

ところがその箸を韓国が起源としたというニュースが流れた。それがこの記事だ。

箸の文化を無形文化遺産として申請する動きがあるらしい。このことが日本のニュースサイトに掲載された。このニュースに対する2chのコメントを見てみよう。

[記事]
2015年1月4日、新華デイリーテレグラフは記事「はしは韓国人が発明した?上海ではし文化の無形文化遺産登録の動き」を掲載した。

「中国人が発明した箸、その文化を保護しなければ」と熱く語るのは上海はし文化促進会の徐華龍(シュー・ホアロン)会長。「日本には8月4日のはしの日がある。韓国には『はしは韓国人が発明した』という説まで登場している」と危機感をあらわにする。

上海のはし文化の歴史は長い。唐代には城隍廟一帯のはし生産はよく知られていたほか、近代には中国初のはし工場が建設された。上海のはしは国賓への贈答品にも使われるほどだった。こうしたはし文化を守るため、2015年中にも上海市無形文化遺産への登録を目指していく方針だ。――

私が昭和54年に韓国へ行ったとき、食器も箸も金属で、匙(スプーン)で食事をしたぞ。

ならば、金属の箸と食器とスプーンを無形文化財に申請したらいい。こんなものは中国から来ているだろう。

最近わたしは箸の使い勝手が悪くなった。頚椎を手術してから8年、指先が痺れてきた。だかから箸の細かい動きに自信がない。そろそろ障害者用の箸かスプーンにするか。

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2015年7月24日 (金)

カラスと夜な夜なの戦い

イカン、またカラスが我が家の車庫の電線の上に来た。当然そうなると、わが愛車はカラスのフン害に遭う。

仕方がないので、夜中にトイレに起きたついでに、レーザーポインタ(電気店で2000円ぐPhoto_2
らいで打っているレーザー発光器)を持って電線に止まっているカラスめがけて照射してやる。照射してもカラスが気がつかないと意味がないから、足音をたててカラスに向かっていくと、「ウン?」と気がついた時を見計らって照射する。一羽が警戒する鳴き声を出すと、集団がワッと逃げ出す。これを三日ぐらい続けてやると、しばらく来ないようになる。

カラスのフン害にお困りの方、お試しあれ。どの電線か確認して、電線に止まりにくいカバーを電力会社か電話局に依頼すると無料で工事をやってくれる。

♪からすなぜなくのからすは山に かわいい七つの子があるからよ

という歌がある。七つの子とは、7歳になるカラスか7匹のカラスかという問題で悩み、7歳ならもう成鳥だから7匹だろうと、思っていた。ところが鳥類学者の本を読んでいて、もう一説あることを知った。では7歳でなく7匹でもない子とはなんだろう。

問題の書物は『早起きカラスはなぜ三文の得か』という都市鳥研究会を主宰されている唐沢孝一さんの本である。なぜカラスの本を買ったのかというと、先日テレビで石原東京都知事が、

「カラスには往生している」

といっていた。そのことが頭の中にあったのかもしれないが、自然とこの本に手が出てしまった。

カラスはかわいい七つの子があるのか

本をペラペラめくっていたら、なんと、

「カラスは本当にかわいい七つの子を産むのか」

という項目が目に飛び込んできた。

「アジャー! 鳥類学者とワシと同じ疑問をもつなんて、すご~い」

と独り喜んだ。

さて、その七つの子を検証していくことにした。

産卵は普通4~5個で、雛の数はもっと少なく、1~2羽という。だから「かわいい七つの子」を産むことは、ほとんどありえないと断定している。

そして「ななつ」という言葉のもつリズム感や、数字は縁起がいい数なのかもしれないといいつつ、実はカラスの子でなく(?)人間の子供についての表現なのであるといっている。要するに「危険な幼児期を終えてようやく無事に生長した子供」という意味であるという。

 

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2015年7月23日 (木)

まだ分かっていない中国

まだ分かっていない国、中国。

―― 中国メディアの捜狐は14日、米国の自動車市場は極めて開放的な市場であると同時に長い歴史を持つと指摘し、「日本車はなぜ成熟した市場である米国で高い人気を得ているのだろうか」と論じる記事を掲載した。

 記事は、米国の自動車市場が中国に次いで世界第2位の規模であることを指摘しつつ、米国で人気の高い自動車メーカーは「中国国内で人気のある欧米系ではなく、日系車である」と指摘。米国の自動車情報サイトが発表しているデータを引用し、ピックアップトラックを除けば販売台数の上位は日系車が占めていることからも「人気の高さが分かる」と論じた。

 さらに、米国は国土が広く、地域によって売れ行きの良い車種には違いがあるとしながらも、「新車販売台数がもっとも多いカリフォルニア州において、日系車の人気は高い」と伝えた。

 続けて記事は、日本車が米国で高い評価を得ている背景について、「米国人の使用環境に適していることが理由」と主張し、燃費が良いうえに乗り心地が快適で、メンテナンスが容易で信頼性も高いと指摘した。

 また、日本車は高い信頼性のほかに、「広い車内空間」という強みもあるとしたほか、欧米系の自動車メーカーが「運転性能」を重視する傾向にあるのに対し、日本車は長距離の運転にも適した快適性や、利用者のことを考えた車内の配置が優れていると論じた。――

物まねしかできない中国には進歩はない。日本も戦後は物まねから始まったが、工夫をして改良し改善を繰り返して今の車になった。奈良の大仏が建立されるわずか40年前に中国から鋳造の技術がもたらされた。わずかの間に中国を凌いでいる。

種子島に銃が入ってわずかの間に、銃の数が世界で一番多い国となった。ここらが中国とは出来が違う。それを知るべきだ。

大陸が広いと工夫しなくても、よそから取ってくればいい。日本は島国だから工夫しないと成り立たないのだ。そこが違う。

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2015年7月22日 (水)

朝の虹

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5時前に目が覚めた。

外に出たらものすごくきれいな虹が出ていた。虹の出ている方を見て、背中あたりに太陽がある。朝の虹は西に出て、夕方の虹は東に出ることになる。
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6時過ぎのラジオ体操に出ようと、思ったらなんとわがマウンテンバイクに、セミの抜け殻が
止まっている。

セミは7年かかって地上に出てくる。このセミはモミジの下あたりから出てくるが、肝心なモミDscf1594ジが枯れてきた。このモミジは100年以上の樹齢がある。

いまでてきたセミはまだ元気だったモミジだったが、今日でてきたセミはどの樹汁を吸えばいいのか。セミの気持ちがよく分かる。

体操が終わって帰るとき、なんとシオカラトンボタイヤの上で一休みしていた。

帰ると我が家のセキセイインコが網戸に止まって一休み中だった。Dscf0970

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2015年7月19日 (日)

杖に頼る生活

いままで、ノルディクポールという、スキーのストックのようなもので腰を支えて歩いていた。ところがどう見ても、スポーツをしているようで、腰に障害を持っているようには見えない。

今度は歩け歩け協会で購入したこれもやはりウオーキング専用の登山用の四つに折りたためるストックに替えた。これは効果があった。電車でも席を譲って頂けるようになった。

ここ2カ月で葬式が3件あった。長い時間、読経や焼香、骨あげと移動をすることになる。バスの乗り降りなどや、お時などどうしても動き回ることになる。これが腰にくる。まるで老人である。

「老」は、腰を曲げて杖をつき、頭髪を長く伸ばした人の形をかたどった象形文字である。Photoの意味は、年寄りとある。(それもそうだ)

その次を読むと70歳以上の人は老人とある。(そうか私は今60歳だから、70歳か、まだあるねェ)そして次の行に進むと、またはとある。(? ちょっと気になる)

または60歳以上、あるいは50歳以上と一気に老いが若年化した。

オイオイ、本当かやァ? この漢和辞典は角川の新字源だ。(イカン! 角川は)

三省堂の国語辞典、これは何かの記念でもらった、おまけのようなやつで調べてみると、「老」は、年をとること。(いいねェ、簡単で)

「老人」をみると、年をとった人、としより、65歳ぐらいから上の人をさすとある。(ウ~ン、中間を取ったようだなァ。いいぞ、三省堂は企業努力をしているじゃないか)

ようしっ、こうなったら天下の岩波書店の広辞苑で決着を付けてやるでェー。

まず「老」をみる。①としをとること、またはとしをとった人。(回りくどいが理にかなっている)②律令制で(オッ! さすが岩波は法律できたよ)61歳以上65歳以下の者で、のちに各1歳引き下げる。(別に下げなくてもいいのに、クッソー! 三省堂で止めておけばよかった)

次の杖を漢和辞典で調べると、

  1. てこ、木の棒。
  2. むち、むちうつ。
  3. むかしの5刑の一つ。木の棒て叩く刑罰。
  4. ほこの柄。
  5. つえ。老人が持つ杖・喪者が持つ杖・歩行を助ける道具。
  6. つえつく。
  7. よる、たよる、たのむ。

刑罰があるとは。5刑とは、中国で行われた5種類の刑。墨(=いれずみ)・剥ぎ(=鼻切り)・剕ひ(=片足きり)・宮きゅう(=男は去勢、女は幽閉)・大辟たいへき(=首切り)のちにむちでうつ・つえでうつ。

なんと杖はむちうちの刑道具であった。

でもわたしのとっては歩行補助具である。電車で移動すならできるだけ指定に乗るようにしたいる。旅行でもバスツアーはとてもじゃないが出来ない。

杖のつく熟語をみていたら、とんでもないないことがわかった。

  • 杖家(じょうか)=50歳。家の中で杖をつく年齢……バカこけ、この頃私は100kmマラソンをやっていた。
  • 杖郷(じょうきょう)=60歳
  • 杖国(じょうこく)=70歳だと。いかんワシに近づいてきた。
  • 杖朝(じょうちょう)……まだあるんか、80歳があった。ここまで生きれるかなァ。

知らない言葉がようけいあるなァ。

 

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2015年7月18日 (土)

酒と小説

先日本棚を整理していた。

 著者ごとに、出版社別、発刊順に分けたりしていたら、なんと、まだ読んでいない本がたくさん出てきた。それとなんということか、読んでいないからまた買ってくるという、重複購入本がたくさん出てきた。こういう本は捨てるのももったいないから、いずれ古本屋に処分することにした。

未読の本は、以前はまっていたスパイ物、アクション物、冒険物の小説がほとんどであった。ジェフリーアーチャー、フリーマントル、ラドラム、ケンフォンレット、パーカー、クイネルなどである。

私は活字中毒者で、会社勤めのころは、車の助手席にはいつも何冊かの本が載っていた。営業で走り回っていたころは、信号待ち、駐車中、昼食時、トイレの一時の間が持てずに本を持ち歩いていた。

それが定年してから様子が変わってきた。いつも時間がある、車に乗ることも少ない。車の走行距離なんかは、1年間の私のランニング距離のほうが長い。それと元来酒が好きなほうで、読書するときはいつも手の届くところにオンザロックがある。だから読書スタイルがどんどん堕落してきた。

こんな状態でスパイ小説なんか読んでいると、登場人物が分からんようになる。特にイカンのはスパイ小説だ。スパイは素性が分からんようにするために、名前を次々に変えていく。読んでいるうちに誰が誰だか分からんようになる。だが読者は(この場合は酔っ払った私)どんどんページを進めていく。本人が分かろうが分かっていなかろうがどんどんページをめくる。だからしまいには活字を追いかけているだけで、読みきってしまうと、物語がまったく意味不明となり、ペタッと本を閉じる。もう一度目はない。二度と読まない。

こんな状態で本屋の前に立つと、読んでいない本を買ってきたつもりが、以前読んでいたなんていうことがあるから情けない。

活字中毒者の私は、最近この打開策として、日本のエッセイを好んで読んでいる。これならどこで終わっても、どこで酔っ払っても、また戻って読み直せばいい。なんせ短編が多いから、ユーターン禁止ではないから安全である。

酒の絡むイベントや祭りも一休みだ。そこで少し心を入れ替えて酒から距離をおこうと思った。離れすぎていると心配だが。できるなら手の届く範囲内で距離を取りたい・・・・・と思う。(酒なしではオマエが危ない・・・・・という声が聞こえる)

先日発掘された外国本に恐る恐る手を出した。ジェフリーアーチャー著『十一番目の戒律』500ページ。気後れする。そしてエイヤッと気合を入れて読みかけたら、隣にオンザロックがない分、頭が冴えている。だから登場人物が鮮明に浮かび上がってきて、どんどんページを稼いでいく。オモシロ~イ。

寝つきが悪いとき、夜中に目が覚めたときなんかすぐに読み始める。物語が佳境に入ってくると、眠くっても読んでいる。寝不足になったら昼間その分寝ればいいと、勝手に決め込んで読んでいるから、朝からボ~ッとした空気頭となり、よろよろ生きている。いきも絶え絶えに。

こうなると寝る前に、よく寝られるようなオンザロックが欲しくなる。

どう~しよう。

 

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2015年7月17日 (金)

熟成メロンがトロトロ

友人がこの時期、毎年メロン狩りに行き、お土産をいただく。

これをお袋の月参りの12日まで持たせようと仏壇に供えていたら、表の皮が軟らかくなってきた。しかたなく食べることにした。

食べたら中身がトロトロで、ものすごく甘かった。熟成とは我慢の連続だと知った。ところがそれから葬儀が連続した。なんと従兄弟が3カ月の間に3人亡くなってしまった。お供え物の果物がまた増えた。

90歳近い人と82歳と62歳が相次いで亡くなった。戦後間もなくずいぶん助けられたり、遊んだりした思い出の多い人たちであった。最近は祝いに招かれることが少なくなり、こうした葬儀儀が多くなった。

友人が菊の生産をしている。出荷すような菊を、一抱えううほどドサッと頂いた。そこでご近所でこの一年に亡くなったご老人が3人みえたので、御仏前にとお届けしたら、ずいぶん喜ばれた。

この菊の生産者から苗も貰った。いまプランターに植え付けた。丁度台風の雨に当たっている。幸いこの尾張地方は直撃を避けられたが、被害がないことを祈るばかりだ。

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2015年7月11日 (土)

中国と日本の生活環境違い

中国メディア・網易(NETEASE)は、中国人にとって適応しにくい日本の30の習慣を挙げた。

1)財布や携帯電話を尻ポケットに入れる。外からは丸見え。(中国ではスリに「盗ってください」と言っているようなもの)

※日本人は安全であるという環境で、麻痺している。友人が外国旅行する場合は、肩から掛けるショルダーバクを、体の前に持ってかけている。とにかくすべての外国が不用心であるという意識を持っているという。

2)野菜や肉などの食材をろくに洗わず調理する。中にはまったく洗わない人も。(中国では市場で買ってきた食材は洗わずして調理することなどできない。そこまで洗浄されていない)

※いまだに糞尿や有害飼料を平気でかけている。スイカに栄養促進する薬をかけて、収穫時期にスイカが爆発するというバカな国だからだ。

3)公務員が一般市民に対して腰が低いのは常識。(中国のお役所対応は、完全に職員の立場が上)

※大正までは日本もそうだった。部署によっては今だのそうだろう。議員になると、選挙で頭ペコペコ、当選すれば腹から歩いているからなァ。こういう議員に建築業者がコバンザメのようにくっ付いている。(オワリヤ、お主も悪やなァ、ガハハハハ~)

4)ごみを家まで持ち帰って捨てる。(中国では街頭のごみ箱が非常に少ないが、だからといって家まで持ち帰ることはしない)

※そりゃそうだろう、捨ててくればいい国だから。

5)携帯灰皿を使う。(中国では、たとえ灰皿がない場所でも、なんとか“処分”してしまうだろう)

※その通~り。

6)たとえ通過車両がいなくても、赤信号では道路を横断せず、青信号まで待つ。(中国人にとって、ルールを守る必然性のないTPOでもルール遵守を優先するのは意味のないこと)

※これは日本の国民性だな。ブラジルでは信号は事故を起こしたときの保険に基準になるだけで、車がいなければ通ってもいいぐらいい加減だ。

7)ティッシュを持たずに外出しても、ほとんどの公衆トイレに備え付けのペーパーがある。(中国での外出にはトイレットペーパーなどの携帯は必須)

※これがよく盗られるらしい。だからコンビニでは店名を赤マジックで書き込んでいるところもある。たぶん、近くの紡績工場勤務の外人だろうと言われている。

8)買い物をする時、その場で包装を開けて商品の状態を確認しない。たとえそれがノートPCのような高価なものであっても。(中国では展示サンプルだけ見て現物を確認しなければ不良品をつかまされる可能性が高い)

※メイドインチャイナであっても、中国国内の業者を信じていない。バカな国だ。

9)青信号の時は安心しきって横断する。(中国では信号無視で突っ込んでくる車両は少なくないので、必ず左右を確認)

10)室内では素足で、サンダルすら履かない。(中国では床に座って過ごす習慣などがないため、そこまで床がきれいではない。室内も土足に近い感覚)

※茶碗を手で持ち上げる作法は、正座する文化からで、多くはイスとテーブルの作法である。だから床に落としたものでも食べられるほどきれいなんだ。韓国では茶碗を持っちあげて食べると、行儀が悪いというし、日本では茶碗に口を持っていくと、イヌ食いとして嫌う。

11)ドアをノックする者がいたら、誰かも確認せずにすぐ開ける。(中国では安全意識に欠ける行為)

※落した財布の大半が戻る国をナメトルのか!

12)ごみはその種類によって、捨てていい日が決まっている。(中国にはまだごみ分別の習慣は根付いていない)

※そうだわな、捨てていい日まで手元にないからな。

13)肉に対する執着心が低く、野菜ばかり食べている。(中国でも食事事情がかなり改善する近年まで、大都市以外では野菜中心の食生活を送らざるを得なかったように見受けられるが…)

※どうしてどうして、影で犬を食べているから。まず中国では犬を見かけないという。

14)海賊版が買えなくても誰も苦痛に思っていないようだ。(中国ではCDでもDVDでも正規版を見つける方が難しいような印象だが)

※物まねばかりしているから、本物がないんだろう。

15)誰もが飲食店に対する好奇心が薄い。大小の飲食店がそこら中にあふれ返っているからか。(中国は日本以上に気軽に外食を選択する環境が整っている)(翻訳・編集/愛玉)               

※家庭内で食べる習慣と、諸外国では朝食すらつくらず、朝から屋台で食事という国すらある。もしかして電気やガス、水道が来てないんじゃないかなァ。須藤の水がそのまま飲めますか?

こうしてみると、文化の違いはわずかで、モラルやマナーの違いの方を感じる。

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いいウンコとは

よいウンコはどういうものかを、日本生活協同組合医療部会がまとめ、労働旬報から出ている〈健康家族シリーズ〉NO19で、京都民医連理事の倉田正さんは書いている。

1 よいウンコの量は、バナナ3本分程度。出はじめは親指大で、最後は手の中指ぐらいが理想。

2 紙で拭いてもほとんどつかないこと。パサッと落ちるのが良い。

3 固さは練り歯磨き、または味噌の固さが理想。う~んミソか。

4 臭いはほとんどなく、かすかなウンコの香りがするのが良い。

5 すぐに沈まず水にゆっくり沈むを良しとする。

ワ~オ、なんともいやはや・・・さっそく自分のものと・・・・。

最後にチョット美しい話を。東大の故仏文学者のエッセイに、

「美人心をひかれそうになったときのあきらめ方は、あんなきれいな人でもウンコをする。どんなに拭いても肛門のまわりに残る。それが体温で乾き粉になりあたりにまき散らすと思うこと」

とある。なんという極意、文学の香りもない、って?

そういえば、国際宇宙ステーションではどうやって排便排尿しているんだろうと、気になったことありませんか?

私は本屋で徹底的に本を探したら出てきた。

結論から言います。宇宙というところは、無重力であることはご存知のとおりです、ところがウンコとかシッコは、体内で宇宙遊泳しているから、出口が分からない。呪力がある地球上ならば、ニュートンが引力を見つけたとおり、下に落ちてくる。だから、力んでも出てこないのである。ならばどうするかというと、出口に各宇宙飛行士のサイズに合わせた掃除機をくっつけて吸い出すんだそうだ。それでもあなた宇宙へ行きますか?

参考文献:『トイレおもしろ百科』(アダムス・ハート=デーヴィス著)と『トイレと文化考』(スチュアート・ヘンリー著)を相次いで発見した。私の参考文献はこういう、ものばっかし。

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2015年7月10日 (金)

お蔭参りとは

おかげ参りは、江戸時代に何度も起こっている。その中でも大規模な年が慶安3年(1650)、宝永2年(1705)、明和8年(1771)、文政13年(1830)の4回で、約60年に1回ずつ大きな流行が訪れたことになる。この動きが、慶応3年(1863)の江戸時代の民衆運動の代表とされている「ええじゃないか」と深い関係がある事柄として注目されている。

慶安3年、江戸の商人たちが大神宮へおかげ参り・抜参り(ぬけまいり)をはやらせたことに始まる。抜参りというのは、主人や親の許可を得ることなく、さらには旅行手形(往来手形)もなく家を出たことで、この年正月下旬ころより多くの人々が白衣装となって群参し、その数は1日平均500600人にのぼり、3月中旬から5月初旬にかけては1日2000人ほどになった。

宝永2年(1705)に大規模なおかげ参りが京都から派生して、閏4月9日から5月29日までに東は江戸、西は安芸(広島)、阿波(徳島)方面に及び、350万人は参宮したという。この限られた地域での350万人である。

ここで江戸時代の人口を調べてみたら、下記のとおりであった。

速水融・宮本又郎「概要1718世紀」より

                                   
 

1650

 
 

1781万人

 
 

1730

 
 

3208万人

 
 

1850

 
 

3228万人

 
 

1700

 
 

2769万人

 
 

1750

 
 

3110万人

 
 

1872

 
 

3311万人

 
 

1720

 
 

3128万人

 
 

1800

 
 

3065万人

 
 

 

 
 

 

 

なんと人口の1割が参拝した。

伊勢のおかげ横丁はそれにならって、つくられたものである。それにしても日本人は伊勢が好きだなァ。私は腰痛持ちで、あの長い参道は難産である。思っただけで腰が変になりそう。動く歩道を所望したい。

 

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2015年7月 8日 (水)

逃亡するならどこの国に行くか

こんな文から始まっているのは、椎名誠著の『人はなぜ恋に破れて北に行くのか』である。

今までこんなこと考えたことがなかった。確かに椎名誠氏は世界中を渡り歩いているからまず比較が出来るからだ。それならいいが。私なんか尾張弁しか話したことがない。

まずアメリカを上げている。基本的に「相手が心地よくあるように」という日常感覚があるという。知らない者同士が目を合わせるとニコッと笑顔があるし、車の譲り合いでさえ笑顔が基本だ。でも人種差別は頑固に存在している。ハイウェイパトロールは単純なスピード違反でも2人組で銃を向けてくる。

その前に英語が出来ないと会話が成り立たない。

オーストラリアは環境はいいが、内陸部には実にハエだらけだという。

ニュージーランドは風景が美しく、住んでいる人も洗練されたいる。日本でリタイヤしてここを第二の住み家と選んだが、帰ってくる人が多いという。根強い人種差別があるんではないかという。私の友人の知人も結局帰ってきた。移住するのに移住資金としてNZ$500,000(5000万円)以上をニュージーランドに持ち込む必要があります。

アジアではマレーシアが一番いいようにもう。綺麗な街らしいから。

住みたくないのは中国だ。車はやたらとスピードを上げて割り込み当たり前。町中がごった返している。ゴミだらけ、食品の安全性に不安を持つ。最近こんなニュースを読んだ。

(CNN) 中国の国営新華社通信は24日までに、湖南省で密輸された冷凍の鳥肉や牛肉約800トンが押収されたと伝えた。この中には腐った肉や、1970年代の日付が付いた肉も含まれていたという。

同通信によれば、押収された肉は全部で時価1000万元(約2億円)相当。湖南省内や中国各地の飲食店、肉屋、スーパーなどへ送られる予定だった。

地元紙は当局者らの話として、牛肉の一部はインドから、ベトナム国境の広西チワン族自治区を経由して運ばれたと伝えている。ゴチャゴチャに混み合っている。

中国よりベトナムの方がいい。ただやたらとクラクションの音だらけ。

モンゴルは日本人は絶対住めない。プライバシーがない、デリカシーはない、遊牧民の気性は結構いいかげんだし、荒っぽいから日本人はすぐに帰ってしまう。

それならミャンマーの方が懐かしい日本の原風景がある。

ロシアはマイナス40度の国、そこで生まれた人でないとまず住めない。

ブラジルは姉が移民していたから情報ぐらいは聞いている。物の所有権が実にいいかげんで、自分のものは自分の物、他人の物も自分の物。だから強盗盗人は当たり前の国だ。カーニバルで100人以上が死ぬ。私がジョギングをしているころ、ブラジルで早朝ジョギングはできるかと聞くと、止めトケ、五体満足では帰れないという。こんな国でオリンピック出来るだろうか。

椎名さんが勧めるならばと前置きして、ポルトガル。日本人の気性でも十分住める。

ブエノスアイレスは洗練された街並みにいいかげんなラテン感覚が入り込んで楽しい。

貴方はどこに逃げますか?

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2015年7月 7日 (火)

トイレマナーの違い

排泄行為は生物共通の現象だが

用を足すことは人類普遍の行為だ。しかし、そのスタイルは国や地域によって差がある。日本で初めて見る設備に困惑し、母国と同じ作法で済ませたところ、地元民を困らせてしまうケースが増えている。
よく聞く話は「和式便器に初めて遭遇して、前後どちらを向けばいいのか分からない」というケース。ならば洋式便器にすれば大丈夫だろうと普通の日本人は思うはず。実際、観光地でも和式から洋式に改修するところが増えている。
しかし、洋式便器になってもトラブルは根絶されない。

隣国の人「ウ○チを拭き取った紙はゴミ箱に捨てるんでしょ?」

日本ではトイレットペーパーは備え付けが当たり前で、吹き取った紙は便器に捨てて水に流すもの。水溶性で、ティッシュペーパーよりもふわふわした触り心地なのはそういう理由からだ。
しかし韓国の場合、下水管が細い上に水圧が低い。そのためトイレットペーパーは水に流せない。紙質はゴワゴワしていて、使用後は脇のゴミ箱に捨てる。
中国のトイレ事情は韓国以上に悪く、地方だと仕切りのない俗に言う「ニーハオトイレ」も残っている。

こういうニュースが流れた。確かに外国の紙は硬いから、水に溶けないので、ゴミ箱に捨てるのが当たり前になっている。

わが家にブラジルのオイが来たときだ。日本では紙をどう処理するのか聞かれた。そこでそのまま流せばいいと言うと、ブラジルでは目の前のゴミがこの入れるという。理由を聞くと、紙が溶けない。湿気がないから臭わないという。なるほど、オイは養鶏の修行に日本の来ていた。ところが日本の養鶏場の匂いはすごく臭いと嘆いていた。やはり湿気なんだなァ。

紙で処理する文化は世界で33%だという。インドはほとんど水だ。水葬した川で沐浴している。その手でカレーを食べている。砂漠では砂。東南アジアでは川があればそこでする。上でウンコして、その下で炊事をして、その下で子供が遊んでいる。

海があれば海で処理する。葉っぱがあればそれで抉(えぐ)る。これをいま修行中だが、なかなか手の負えない。

京都もゴミ箱をトイレの中に置かなければいいのに。ゴミ箱があるからそこに捨てる。一宮なんかは、ゴミ場を設置しない公園がほとんどだ。

まァ、お隣の国はマナーが守れない国が2つもあるからなァ。何言ってもダメだろう。ロシアなんかに行くと、トイレ中ウンコだらけだという。抑圧された国民がこんなところで、うっぷんを晴らしているらしい。好きにならない国だなッ。

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2015年7月 2日 (木)

まだ土用の丑には早いが

うなぎ屋さんも大変だ。なんにしても、シラスウナギが取れないからだ。これもできれば、近畿大学に頼んで、養殖が出来ないか、いやもう研究しているだろうが。スパーで買う時は必ず産地を確認している。間違っても中国産を買わないようにしている。エサになに入れているかわかったものではないからだ。

うなぎの料理の仕方で、関西風と関東風との境界はどこなんだろう、なんて考えたことなかった。ところが変なことから境界が浜名湖と分かった。

走友の萩田さんが主催する「ぐるっと浜名湖一周マラニック(マラソン+ピクニック)」に参加したときのことです。館山寺より約2キロ南東の「湖畔の宿」という食堂が、大会のコース上にあり、スタートして約33キロ地点のここで食事をすることになっているので、昼食に入った。

うなぎのさばきかたは、関東は背開きにし、半分に切って竹串を打ち白焼きにしてから蒸してタレをつけ焼き上げる。関西は腹開きにして頭をつけたまま数匹並べ、金串に刺してタレをつけながら焼く。

 

この浜名湖の湖西は関西風で、湖東は関東風でさばいて焼いているという。

ところが館山寺は、違っていた。ここの「湖畔の宿」は関東風に背開きにして、関西風に焼くという。ちょうど中間を取ったようになっている。いやもう一つあるかもしれない。腹開きの蒸す。これを探索しなきゃいかんかねェ。

走友が、方言でも大まかに東西に分類すると、中央アルプスから浜名湖辺りが境界となるといっておられた。

今年はウナギが食べられるだろうか、不安である。

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