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2015年7月10日 (金)

お蔭参りとは

おかげ参りは、江戸時代に何度も起こっている。その中でも大規模な年が慶安3年(1650)、宝永2年(1705)、明和8年(1771)、文政13年(1830)の4回で、約60年に1回ずつ大きな流行が訪れたことになる。この動きが、慶応3年(1863)の江戸時代の民衆運動の代表とされている「ええじゃないか」と深い関係がある事柄として注目されている。

慶安3年、江戸の商人たちが大神宮へおかげ参り・抜参り(ぬけまいり)をはやらせたことに始まる。抜参りというのは、主人や親の許可を得ることなく、さらには旅行手形(往来手形)もなく家を出たことで、この年正月下旬ころより多くの人々が白衣装となって群参し、その数は1日平均500600人にのぼり、3月中旬から5月初旬にかけては1日2000人ほどになった。

宝永2年(1705)に大規模なおかげ参りが京都から派生して、閏4月9日から5月29日までに東は江戸、西は安芸(広島)、阿波(徳島)方面に及び、350万人は参宮したという。この限られた地域での350万人である。

ここで江戸時代の人口を調べてみたら、下記のとおりであった。

速水融・宮本又郎「概要1718世紀」より

                                   
 

1650

 
 

1781万人

 
 

1730

 
 

3208万人

 
 

1850

 
 

3228万人

 
 

1700

 
 

2769万人

 
 

1750

 
 

3110万人

 
 

1872

 
 

3311万人

 
 

1720

 
 

3128万人

 
 

1800

 
 

3065万人

 
 

 

 
 

 

 

なんと人口の1割が参拝した。

伊勢のおかげ横丁はそれにならって、つくられたものである。それにしても日本人は伊勢が好きだなァ。私は腰痛持ちで、あの長い参道は難産である。思っただけで腰が変になりそう。動く歩道を所望したい。

 

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