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2015年8月23日 (日)

しつこい性格

【しつこい】の語源説は、4つほどあります。 1.「しつけ」と「こい」の二つの言葉が結びついた説 「躾(しつけ)」は身に付ける事で、 (しつけ)を作ることとか、(しつけ)をきちんとおこなう(やる)こと。 「こい」は、濃い。という意味です。 つまり「おこないが濃い」ことが、「料理の味付けや色見が濃い」になり、 更に「やることがくどい」という意味から 「しつこい」といわれるようになったとされます。

2.漢字の「執」と「こい」という接尾語が結びついた説 「執」は「執念」「執拗」とかに使われるように、 「粘り強い」とか、「あきらめない」の意味も持ちます。 接尾語の「こい」は、元々は「濃い」から来て、 名詞や形容詞の語幹などに付いて、 その要素が更に強く感じられる、 その程度や状態がはなはだしい、などの意味に使われます。 「っこい」の形が多く、「冷やっこい」「油っこい」「丸っこい」もこの使い方です。

3.「尻腰(しっこし)」が「しつこし」に変わり、「しつこい」と派生した説 「根気がない、意気地がない」ことを「尻腰がない」と言います。 4.「執拗」を「しつくどい」と読み、それが「しつこい」と派生した説 どうも、1.か2.が有力な説のようですね。

私のねェ、物を書くという師匠が、尾張の郷土史家のマイタウンさんである。彼がこのしつこいをこう尾張弁で表現して見える。

―― 見かねた周りの者がこんなことを言ってたしなめたりもする。「くどい」ことを強調して「ひっちくどい」とも言っている。「ひっち」の語源はよく分からないが、「しつこい」が「ひつこい」になまり、さらに変化したのだろうか。 ――

この尾張地方は、「し」の発音が下手で、どうしても「ひ」になってしまう。質屋が「ひちや」になる。「七五三」が「ひちごさん」になってしまう。

関東では、この反対で、「ひ」が発音できなくて「し」になるという。ある時、外国の楽団が日比谷の公会堂に案内を頼んだ。ところが連れていいた先が渋谷公会堂だったという笑えない話がある。

だから関東では「七味唐辛子」なかなか言えなくて、「なんで~!こんな名前付けやがって、」と文句をいて、「七色唐辛子」になるという。

ワシも相当ひつこい、イヤ失礼しつこい。
 

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