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2015年8月20日 (木)

尿も糞も薬になる?

この話は、私がエッセイ集『鈍足ランナーの独りしゃべり』を自費出版した中に書いてある。出版部数も400冊でしかないからこの話を知っている人は少ない。しかも昭和15年に出版したからもう12年前の話し、もうお忘れでしょうから復習の意味でお読みください。

ネタが切れるとたまたま使います。ゴメン。

漢方として『中薬大辞典』は、中国全土から集めた膨大な資料をもとに5767種におよぶ中薬を体系的にまとめた「中葯大辞典」に増複・改訂を加えた完全日本語版の中薬辞典。7種の索引、4500余点のイラストで引きやすさ、使いやすさを重視。これを図書館で見つけた。

人尿も人糞も薬にされていた。さてその薬効はというと、これがまたすごい。まずオシッコである。いや尿である。それを羅列します。

出血による心臓衰弱から護る。打撲による内出血には、煎じて1日に1升服用する。咳やノドあれにもよい。かすみ目なども治す。皮膚をきれいにする。ひび割れなどは尿で拭けば治る。便秘を治す。ヘビや犬にかまれた時は、患部を熟した尿の中に浸すとよい。難産だったり、胎盤が体内に残ってしまった場合は、尿にショウガ、ネギを入れて二、三回沸騰させ熱いうちに飲むと降りる。(治る、治すとキッチリ断定されている。豆腐を入れてもいいかも)

吐血、鼻血の大量出血には、ショウガ汁を加えて熱し、一気にのめば効く。殺菌解毒、マラリヤ、暑気あたりにもいい。(オレ、去年暑気あたりになった。あン時は往生したもんねェ。でもねェ、尿は・・・・)

まだある。肺結核、喀血の治療には、12歳以下の無病の男子、または本人の新鮮な尿をとり、砂糖を加え熱いうちに飲む。1回に150300ccを1日1回服用し、血が止まったあとも二、三日服用すれば確実に治る。

ところがじゃ、「人中黄」というのがある。

甘草(アマチャヅル)をひいて粗い粉にし、節のある竹に詰めて端は布でしっかりふさぎ、マツヤニで口に封をする。竹筒の皮は削り取って水をしみ込みやすくし、人糞つぼの澄んだところに二、三カ月浸すのだ。浸す時期は普通は冬。そして翌年の春に取り出し、清水に二、三週間かけて匂いがなくなるまでさらす。それを陰干しいたあと、竹筒を割り甘草を取り出して日干しにして乾燥させる。

それは形の整った円筒形で暗黄色をしている。それを丸薬や散剤にする。薬効は、急性伝染病、熱病、フグや毒キノコにあたっときにいい。(なんかしゃん、むっちゃんこききそうだがやァ、でも誰が考えたんだろう、こんな手間なことを)

だが真似するなよッ。

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