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2015年9月 8日 (火)

キツネとタヌキ

狐の意味はもちろんキツネであるが、まだあるよお立ち会い。①たくみに人をだます人 ②娼妓の別称 ③いなりずし ④キツネうどん ⑤瓜にはまどわすという意もある。

性格を分析してみよう。

〔狐疑〕こぎ 疑い深く、決心がつかないこと。キツネは疑い深いのでいう。

〔孤臭〕こしゅう わきが。

〔孤鼠〕こそ ①キツネとネズミ ②小人、小賦 ③こそどろとある。

大発見! こそ泥のこそは、こそこそ泥の略というが、こっちの方が元祖だ。

〔孤媚〕こび たくみにこびて人を惑わす。キツネは人をまどわすのでいう。

〔孤狼〕ころう ①キツネとオオカミ ②ずるくって人に害するたとえ。

〔狐惑〕こわく 疑いまどう。

〔狐死首丘〕キツネししておかにかしらす。狐は死んでもなお自分の住んだ丘の方に首を向ける。本(もと)を忘れない。故郷を思うたとえ。

エライ! あんたもやればできるジャン!

〔狐仮虎威〕虎の威を借りてほかのものを脅す。他人の威を借りて弱者を脅すたとえ。日本の外務省の小役人。分類学的に、日本犬に似ている獣。小型で口が突き出て尾は太い。イヌ科キツネ属。好物はアブラゲと世間の風だが、ネズミ、ジリス、昆虫、鳥、時には植物も食べる。

総評として、疑い深い、臭い、盗癖、人を惑わす、人を害すると誠に評判はよろしくない。

では次に狸を字から分析してみる狸は(音符の里 リ)とある。

意味①タヌキ ②ねこ ③貉 むじなともいわれるが、貉を調べると、タヌキ、アナグマの異称とある ④タヌキうどん

性格を分析してみよう。

〔狸狌〕りせい 野性のネコとイタチ

〔狸奴〕りど 猫の別名

〔令狸執鼠〕狸は狸奴のことで、リ(狸)をしてネズミをとらしむる。

〔とらぬたぬきの皮算用〕自分の物にならないうちに、それをなんに使うかなどと計画を立てること。

アチャー! ワシいつも宝くじで土地を買ったり家を建てたり海外旅行に行っている。

〔狸じじい、狸ばばあ〕年をとって、人を自分の思い通りに操るずるい人。(いるいる、そこいらにうじゃうじゃと・・・・え? ワシもか)

〔狸汁〕①狸を入れた汁 ②コンニャク、赤アズキ、豆腐を味噌汁で煮た汁。

〔狸寝入り〕眠っているのに眠ったふりをする。

〔狸顔〕とぼけた顔。

〔狸ばやし〕夜ごとどこからともなく聞こえてくる祭ばやし。俗にいう狸の腹つづみ。

分類学的にはキツネと同じイヌ科で、中形の哺乳動物。目のまわりにふちがあり、尾が太い。昔人をばかすと考えられていた。毛は毛筆用、ネズミ、魚、タニシ、ドングリ、果実となんでも食べる雑食性。

総評をするならば、こいつは分からんヤツだ。ネコになったりノネコになったり、アナグマにまでなっている。安定した生活が営まれていない。

でもキツネを陰とするならば、タヌキは陽に分類してやりたい。ずるいとかふりをする程度で、とぼけた顔をして腹づつみをうつという裏芸までやってくれる。その人格? いや狸格のせいか、いつも私を愛らしい姿で迎えてくれている。そいつは行き付けの居酒屋の入口で、雨が降ろうが雪が降ろうが、大きなチンチン(千畳敷はあるという)丸出しにして、ボーッと、いや失礼、懸命に客引きをしている。手には通い通帳をぶらさげて、何を書き込むのかと思ったら、客をかき込んだりする。

 

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