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2015年9月25日 (金)

失敗を恐れるな 3

「失敗は成功の母!」なんていわれています。試行錯誤の果てに「あれっ!?」と思うような偶然の発見をしたり、思わぬ失敗が成功につながったという話はたくさんあります。今回は、そのような事例をご紹介します。

●コーンフレーク
「ケロッグの朝ごはん!♪」というCMは誰でも知っているでしょう。この「シリアル」ももともと偶然に生まれたものなのです。ウィル・キース・ケロッグには、医学博士の兄がいました。彼は、このお兄さんの下で患者さん用の食事担当をしていました。

ある日、パン生地をほったらかして外出してしまいます。帰ってきてみると、パン生地はぐずぐずのフレークになっていました。これは困ったなんとかしなきゃと焼いてみると、フレークがパリパリのいい感じに()。患者さんに食べてもらうとなかなか好評! ケロッグ兄弟はコーンフレークの製造会社を立ち上げました。

……残り物は大切にしましょう。


●万年筆
現在の万年筆は「毛細管現象」を利用して文字を書きます。サインペンなども同様ですが、この毛細管現象を利用した万年筆を世界で最初に作ったのは、ルイス・エドソン・ウォーターマンという人です。ウォーターマンはニューヨークで保険外交員をしていました。

ある日、大口契約を取ったウォーターマンが契約書にサインをしようとすると、ペンからインクが漏れて契約書が台無しに! 慌てたウォーターマンが契約書を再度作り、顧客を訪問してみると、ライバル社が契約を取り付けた後でした。

怒り心頭のウォーターマンは「インク切れのいいペンを作ってやらぁ!」と言ったかどうか分かりませんが、一念発起し、ついには毛細管現象を利用した万年筆を作り上げたのです(1883年に発売)。大失敗の経験が後世に残る発明品を生んだという例です。

●ゴム(加硫法の発明)
ゴムは19世紀初頭から素材として広く利用されていました。しかし、ゴムは温度変化の激しい素材で、ゴムを使った製品の評判は決して良くありませんでした。アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤーは、この「夏の暑さに溶け、冬はカチンコチン」になるゴムをなんとかできないかと試行錯誤を続けました。

ゴムにいろいろな試料を混ぜて実験を続けていたグッドイヤーは、ある日、硫黄を混ぜたゴムをストーブに接触させてしまいます。すると、ゴムは溶けませんでした。グッドイヤーはこの失敗から硫黄を混ぜたゴムが耐熱性を持つことを見い出したのです。研究を続けたグッドイヤーは1844年に加硫ゴムの特許を取得しました。

……要するに、研究の過程を大切にしなさいということだ。

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