出所して一番最初に食べたいモノ
ライブドア―のホリエモン氏がいうには、元受刑者30人に聞いたベスト3を発表した。
1位スイーツ
2位はファストフード
3位は寿司
という結果だった。刑務所は甘いものや味の濃いのはNGで、なかなか食べられないことから寿司やスイーツを求めるいう。…これは経験者でないとわからないことだけれど。
これってもしかして、海外赴任が長かった人が帰国後に食べたいものと一致するんだろうか。調べると、
1位:「白いご飯(おにぎりを含む)」…外国のコメはまずいからなァ。コシヒカリを夢に見ると思うよ。
2位:「みそ汁」…これは外国にはない味だから、望郷というか、母の味を思い出すんだろうなァ。北海道へ単身赴任してこの尾張に戻り転勤になれば、やっぱり尾張人なら八丁味噌だろう。
3位:「寿司」…日本の代表だから仕方がない。外国の寿司はまがい物が多いから。
4位:「ラーメン」…これもカップヌードルがあるからまだいいが。
5位:「蕎麦」…ソバやうどんをズルズル音をさせて気兼ねなく食べたいよねェ。
やっぱり出所と海外からの帰国とは、それ以前にいた囲われた中や土地柄という環境の違いから、食べるものに違いがでるんだろうか。
私が頸椎と脊椎で入院したときの日記から、退院後一番最初に食べたものを調べた。まず岐阜大学病院の立地条件は、岐阜市街というより北の外れにある山のすそ野である。南海に10分も走れば飲食店が見つかる。その先を見れば金華山から岐阜市内の夜景。東から西にかけての西濃の山々、もう一度入院したい環境を備えている。
頸椎も脊椎も退院後の、「あれ食べるな、これ食べるな」という制約は何もない。まず脊椎の場合は、激辛「台湾ラーメン大吉」である。ここは一度食べて味を占めたからだ。しかも病院に近い。
頸椎の時は、一宮市内の「かつや」で、味噌カツ丼を食べている。これは退院時間の関係で、早かったので一宮まで来ただけだ。遅かったらやっぱり「大吉」に行っていただろう。これはおそらく好きな食べ物ということからの選択だった。
十二指腸潰瘍で一宮市民病院へ緊急入院した時は、制約があった。入院中は最初の一週間は点滴のみ。次の一週間は、白湯から始まり、3粥300g、五分粥300g、七分粥300g、全粥300gと進化していき、米粒がそれらしくなってきた。それに副食も4~7品つくようになった。ここまでくるのに、12日間かかった。退院前日は米かと思いきや、軟飯230gと目方が減ってしまった。一宮市は財政が苦しいからかと腹が立ってきた。もう十二指腸は手術したから、腹立てようが気にしない。
退院後は油ものダメ、辛いものダメ、満腹もダメ、アルコールはもちろんダメという制約の中の食事は、全く面白くなかった。
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