生物はどこの器官から発達したか
こんな疑問から、科学雑誌『ニュートン』を探し回っていてやっと出てきた。「最初の器官は口と肛門」であるという意見が出てきた。
生命にとってエネルギー源となるエサを取り入れ、いらないものを体外に排泄する機能はもっとも基本的なものでしょう。例えばクラゲの様な生き物(刺胞動物)では、エサをとる穴も、排泄する穴も同じです。同じように、私たちの遠い先祖も最初は口と肛門がいっしょで、その進化の過程で二つの穴と別れていったと考えてられます。これは2005年11月号のニュートンからである。
ところが最近のニュースでは、
―― 60年前に深海で見つかった紫色の靴下のような姿をした生物が、進化の初期段階の生物だったことが分かったとして、オーストラリアや米国の研究チームが科学誌ネイチャーに論文を発表した。生物の進化の過程について探る手がかりになるとしている。
「珍渦虫(ちんうずむし)」と呼ばれるこの生物は、脳も目も生殖器もなく、1つだけある開口部から餌を取り込んで排泄(はいせつ)物を出す。スウェーデン沖で発見され、1949年に報告されていながら、正体についてはさまざまな説があった。当初は軟体動物と誤解され、複雑な生物が退化して単純な生物になったという説が有力視されていたという。
しかし西オーストラリア博物館のネリダ・ウィルソン研究員らのチームが調べた結果、珍渦虫はもともと進化の枝分かれの初期に位置する単純な生物だったことが分かったという。 ――
要するにまだ初期的進化の状態を保ったままの生物が、この地上にまだいるということだ。
最近よくブログをお休みをいただくが、夜は9時には就寝、朝はどうしても4時半に起床してしまう。朝のラジオ体操に出かけ、仲間たちに時のあいさつ…というより、顔を出さないと仏にされるからだ。もう半年来ていない御仁の消息が分からない。誰かを使者に差し出すかという話だ出てきているが、こういうヤツに限って、人当たりが悪いやつで、誰も行こうとしない。だから今もそのまま。7時に朝食を過ぎて、NHKの朝ドラ「朝が来る」を見て、リクライニングシートを倒すと、本を持ったまま、いつの間にかうたた寝している。
10時にはマウンテンバイクにまたがり約一時間徘徊、ドラマを見て昼食、うたた寝、マウンテンバイク、ドラマ、うたた寝…どう考えても寝てばかりいる。
オレは「珍渦虫(ちんうずむし)」の反対で、どんどん退化していくのではないかと案じられる。でも寝ているときは極楽だがね。天国には少し早いが。
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