隣に飛び出した建築物
町内にある神社は、外周には土地を持っている。ここの4軒とは土地の賃貸借契約をしている。神社の土地は、真清田神社へ昭和28年と48年に譲与されている。
なんでも宗教法人にすると以降の手続き複雑で市内の小さな神社は大方真清田神社へ譲与している。
貸してある一軒が賃貸借契約に違反して無断で住居の建築を始めた。その時の氏子総代が違反ととがめ、地代を高額に引き上げた。その時の建築した建物が別の地主の方に飛び出していることが判明した。
大体敷地ギリギリに建てること自体配慮がない。だから上の部分の二階の軒がはみ出しているし、戸袋、換気扇など付属する部分が大方はみ出している。これが判明したのは、別の地主がここの駐車場を不動産屋に転売、どうも宅地として個人に売られることになるという。
そこで測量を始めた時に、私がその点を指摘したら、案の定はみ出しが発覚した。ここで駐車場の地主、転売先の不動産、不動産屋はこれを承知で分譲した新しい家主と契約すること。違反建築した家主、その地主の神社側と話し合いが行われた。違反建築した家主は2階の軒など他は全て、次回建て直しするときに引っ込めることで合意したという。
ここで違反建築した家主の地主は、三社の合意文書の覚書を作成して一段落した。
わが家の隣の2階の軒が飛び出している。こういうことを確認しておかないと、ロシアみたいに北方領土に住み込んでしまい既成事実を作って、わが領土だと力んでしまう奴がいないとも限らない。
戦後間もないころ、一家全滅した後に親戚だという触れ込みで地主になっているのが少なからずいる。それを確かめようがないし、年数が経ち過ぎている。
私が総代になってから、土地持ちの苦労をさせられている。ある日突然に総代となった時点から地主になってしまったからだ。しかも引き継ぎ事項や会計の引き継ぎも何もないという先輩総代らのいい加減さを引き継いでしまった。だから手さぐりで公明正大な氏子に改革した。
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