29日から始まる桜祭り
27日、各務原の新境川に行ってきた。一斉に屋台が組みあがってきた。
ここは始めて来た。木曽川を渡り、各務原に入る。車が多い堤防道路を避けて田んぼ道を走る。ここの田んぼの土は真っ黒だ。これは古御岳の噴火による火山灰でおおわれ、通称「黒ボク」と呼ばれる、酸性度の強い悪質な土壌で、作物の育成には適さなかった。
貝原益軒の『木曽路之記』には、「鵜沼の西のはずれより広き野あり各務野という。広さ三里四方という、ただし、東西三里ばかり南北一里半径に見ゆるこの野には田畑なし、唯青草のみ生ずる、野の南に三井山という山あり、この山の南のきわまで野あり」と書かれている。貝原益軒は江戸中期の人だ。このころ、まだ荒地で、近年になってやっと、耕作できるようになったと思われる。
その地を私は今キャノンデールで走っている。新境川に出ると、目の前
にその三井山が見えてきた。両側の堤防には桜が延々と立ち並んでいる。
21号線を横切ると、各務原市民公園が見えてきた。JR高山線を渡ると、ここら辺りから屋台が、土曜から始まる桜祭りの準備い忙しそうである。
一宮の大江川、岩倉の五条川も一斉に始まる桜祭り、これからドンドンと桜を追いかけて屋台が移動するんだろうか。同じところで一週間屋台を出していると、東北まで桜前線が行ってしまうからなァ。チョット無理か、と人の心配をする。
日本は入り口から桜かな 一茶
この分だと桜が散るのも早いだろうなァ。そこで一句。
散る桜風の足跡見つけたり 泉峰(ワシじゃ)
詩人の梶井基次郎は「桜の樹の下には屍体が埋まっている!これは信じていいことなんだよ。なぜって、(そうでなければ)桜の花があんたにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか」とている
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