2007年9月29日 (土)

町中の総合病院から、ヘリで患者を転送

9月27日12時半ごろ、近所の総合病院の事務局がわが家に来た。1時に患者をヘリで搬送するから、という連絡である。なんでも騒音と風を心配したらしいが、そんなこといちいち言って来なくってもいいものに。何のための緊急搬送なんだろう。

それも、8階建ての屋上から出入りするから、多少の騒音ぐらいはいい。いちいち連絡なんかいしなくてもいいのに。まあァ文句を言うヤツがいるんだろうな。そこで風で屋根が飛んだら、弁償してもらうからいいと言ってやった。

岐阜大学へ今年は3回入院した。私は整形でしたので、入院中は7階が病室であった。とろが、しきりにヘリが飛んでくる。先輩入院患者に聞くと、結構、地方から搬送されてくるという。岐阜県はへき地が多いから、交通の便を考えるとヘリが重要な手段になる。だが今日のように、いちいち町内を事務局が伝達に回ることもないと思うが。

岐阜は田舎にあったから、いちいちそんなことをしなかったんだろうが。でも気になるから、カメラを構えて待っていた。ヘリがパタパタいってきた、来るぞとカメラを構えたら、アッという間に屋上の陰に入りこんでしまった。なんてことを、もう少しホバリングするかとカメラアングルを考えていたのがいけなかった。約20分後に、ヘリはビル陰かPhoto_2 らすこしシッポを見せたが、それっきり視界から消えた。撮り損ねた。バカバカ。

さて気にしていた騒音と風は、全く気にならなっかった。騒音なんて上空飛んでいるヘリといかほども変わりなかった。

一応中日新聞の知り合いの記者にニュースを流しておいた。翌日の新聞には大きく報道されていた。

ここの入院中の患者さんが、より高度な専門治療を受けるために、Photo 一宮消防本部から防災ヘリを要請したということが分かった。一宮から静岡まで40分で飛んだという。早いねェ。命には替えられんわ。

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2007年7月22日 (日)

一宮市議会に物申す 高齢者の福祉を削って、巨額な借金を作ろうとしている

高齢者になってしまった。ワタシャ「今年65のおじいさん♪」である。そこで好奇心の強い私は、高齢者優遇制度にあやかろうと、一宮市の福祉課に出掛けた。

ここで「シルバー優待証明カード」を発行してもらった。なんかこれからずいぶん大切にされそうな予感をしていた。そんな時に偶然に市の報告書が下記のホームページ「高齢者無料入浴事業」に出ていた。

http://www.city.ichinomiya.aichi.jp/division/kounenfukushi/download/pdf/jigyoukeikaku2006/06.pdf

ここには日常性生活用具給付事業が掲載されていて、「65歳以上に希望者の方に、健康増進や閉じこもり防止を目的として、市内の公衆浴場において無料で入浴できる利用券を年18枚発行する」とあり、その利用状況の項目がでていた。

  • 平成15年 8385件(交付人数)
  • 平成16年 8993件
  • 平成18年 9118件
  • 平成19年 9245件

と利用状況の報告があり、年々増えている状況が分かる。ところがこの欄外に、「今後受益者負担の導入を検討」という記述を見つけた。

一人18枚発行されるから、なかなか全部使い切れないだろうが、もし使ったとして計算してみた。現在風呂屋さんの料金が400円、1人当たり18枚×400円=7200円で、平成16年度の8993件(人)、総額64,749,600円分の入浴券を発行している。

平成17年現在、一宮と尾西と木曽川が合併した。この中に風呂屋さんが11軒しかない。平成15年12月25日付けの合併協議会に出された資料には、「公衆浴場助成事業として、36,090,000円」として記載されている。この金額は、おそらく14年以前の実績だろう。そうすると発行枚数や当時の入浴料金などから推測すると、約70%が利用されてと思う。

これから分かることは、平成14年当時で、一軒の風呂屋さんが11軒として一軒当たり単純計算で328万円助成されていることになる。こうなるとサラリーマンの給料と対して変わらない収入になる。風呂屋さんて、いつから税金で食べていける公務員になった?

ここでなぜ公衆浴場が、助成金を受けるかというとこんな法律があった。

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☆3「公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律」

 物価統制令の適用を受ける公衆浴場(銭湯)について、その減少傾向に歯止めをかけるため、国や自治体が必要な措置をとることを定めた法律である。施行は昭和56年6月である。
 この法律の目的は、公衆浴場が住民の日常生活において欠くことができない施設であるにもかかわらず、近年持ち家住宅の増加で、公衆浴場が著しく減少しつつある状況を重視し、特別 措置を講ずることにより、住民の利用機会の増進を図ることにある。具体的には、国民生活金融公庫など政府系金融機関の特別 融資、国または地方公共団体による助成など、必要な措置を講ずるよう配慮することを盛り込んでいる。

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この一宮では、高齢者の入浴を受益者負担にしてまでも造りたいものがある。問題なのは、これから建築される一宮市総合体育館基本計画がある。これにはなんと約75億円も掛かる。これ全部、市民の孫子まで払い続ける借金だ。

選挙になると、候補者は福祉を連呼するが、先生になってしまうと、どこ吹く風で、自分ひとりではどうにもなりませんという言い訳をしながら、建築屋とつるんだ古参議員の言うなりで、巨額な借金で一宮を夕張にしようとしている。

 「建設予定地は約24,000平方メートルの敷地面積があり、建築面積約16,000平方メートル・延べ床面積約18,500平方メートルの、十分な広さを持った3つの競技場が整備される予定です。3競技場内にはバレーボールで8面、バスケットボールで7面、テニスで7面のコートなどが確保でき、公式競技や市民スポーツに対応できます。このほかにアーチェリー場や卓球場、トレーニング室なども予定されています。
 総工事費は約75億円を見込んでいます。平成22年度末までに完成し、公設民営方式で運営したいと考えています」(一宮広報より転載)

この体育館は一宮市の中心部から7kmも離れた、夜になると真っ暗な河川敷である。もしこの体育館が完成したら、基礎部分にこの計画を推進した議員の名前を末代まで残るように、掘り込んでやれ。

せっかく風呂に年間18回もタダで入れるのに、怒っちゃイカンねェ。でも頂いた方も、好意をあだで返している。この風呂券を他人に売買したり譲渡するのは止めたいね。「シルバー優待証明カード」には顔写真も貼り付けるから、発行するチケットに名前を書かせて、入浴するときには、パスポートをPhoto_460 提示することを義務付けさせればいい。これぐらいはいくらも時間は掛からんから、本人に書かせる。そうしておけば、他人に譲渡したり、年齢に達していない人が使用することもなくなるだろう。

でも風呂屋も、入浴された人の優待券を市に持って行くと換金できれば、誰でも構わないから、子供でも入れることは可能だ。

5千万が負担で予算を削り、75億の借金がいいはずがない。福祉か借金か。役立たずが。

腹が立ったので、ただ券で風呂に行ってこようっと。

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2007年4月14日 (土)

ウフフッ、高齢者の下準備を始めるぜ

最近私の周りで、市役所で風呂券をタダで貰ったという話が出る。「?」タダで貰う。もういけません。タダと聞いただけでも震えが来る。市役所のティッシュペーパー、駅前で配っている金貸しのティッシュペーパー、吉野家のショウガ、カレー屋の福神漬け、ラーメン屋のコショウ、すし屋のガリ、飯屋の七味トウガラシなんぞは震える。なんともタダという響きに感動する。

この頃早寝をしているせいか、早起きになってしまった。おおかた午前4時頃になると、枕元に電気をつけて、本を読んでいる。今日は週刊誌を読んでいて、ふと高齢という字に反応して、「高齢者優遇制度」が当市にもある。もうこれが気になってしかたがない私は、階下の本箱から「市の広報」を引き出した。

この4月号に、色々出ていた。

まず当市に在住しの65歳以上の方、としている。さて私はこの7月に縁あって65歳となる。(?なにが縁があっててか?)

う~んこの市の縁があったなのか、あまり気にしないで。では記念すべき65歳となったら、直ぐに手続きを始めようと思う。こんなことをすぐにすると、ろくに税金も払っていないくせに、と、一宮市から「所払いか遠島を申し付ける」なんて、お裁きがあるかもしれん。

それではどんなものがるか。

  • シルバー無料入浴券=年18枚 浴場組合に加盟店の公衆浴場のみ有効(スーパー銭湯はだめ)。でも近くに電気風呂もある風呂屋があるぜ。
  • シルバー優待証明カード=一宮博物館・三岸節子美術館・名古屋港ポートビル・南極観測船ふじが無料。ツインアーチ・名古屋水族館が半額。博物館や美術館はいい。
  • 愛の杖=歩行障害者に給付 「?」これはいい。今腰痛で往生しているので、さっそく手続きをするぞ。
  • 自動車学校スクールバス乗車パス=パスポート提示で無料。但しコース中のみ可能。う~ん、なんとなく手を上げ辛いなァ。皆に白い目で見られそうで。
  • 健康農園=年間1800円 空き農園があれば可能。

これらは高齢福祉課にて手続きをすると、無料券とかパスポートが支給される。

ワシ直ぐに行くもんねェ。自転車で走っている途中でも入られる。それと他の市町村でも受け入れられることもあるので、免許証を持参していた方がいい。映画館でも優待を実施しているところもあるというからね。Photo_328

そうか貴重品入れに、尊厳死センター会員権、シルバー優待券、迷子札と連絡帳、各種パスポートを持参して走ろう。

これはいい。風呂券がいいね。だが一つ問題があるのは、この無料券を売買するとか、物々交換するとかという、とかくウワサが絶えない。そのうちに市が対策用に顔写真付きにするかもしれないなァ。

風呂屋はこれを市に持参すれば金になるから、明らかに他人のものを使っていて年齢が少し若くても、黙っていると思う。

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2006年10月29日 (日)

古着はもう誰も着ない?

友人がゴルフをやっている人から、ゴルフウエアをたくさん頂いた。これはもう何度か着込んだ物だ。でもなかなかきれいな物ばかりである。なんとか生かす手立てはないだろうか。

先日一宮市役所の、ある課に立ち寄った。ここで、この古着を福祉課や老人ホームに寄付するということはできるかと聞くと、以前クリーニングの袋に入ったものでも、もらい手がいないということから、廃棄処分にしたという。老人ホームでも、もう誰も見向きもしないという。

まてよ、海外の貧困の手助けをしているNPOなどの機関がこの近辺にないだろうか。探してみることにした。

市民活動支援センターというのを見つけたので、さっそくメールを入れたら、市内に「社会福祉法人コスモス福祉会」というのがあるからそこで確認して下さいという。ここでバザー用品を募集しているという。そうかこれをバザーにかけて、その収益金で運営資金にしているのか。

このコスモス福祉会というのは、障害者が作業を通じて障害の受容や仲間作り、いきがいをもってもらえる場所として設立された。ここの援助される公的資金の不足を補う意味で、古着などをバザーにかけて資金にしようということだと知った。

だったら、なんで市役所は廃棄したんだろう。支援組織を作っていながら、足元が見えていない行政を感じた。ただの格好付けなんだろうか。児童虐待を見抜けなかった相談所の対応を見たような気がした。

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