警告――車は水に弱いことを知るべきだ
局地的に大雨が降る。そうすると歩いて帰ることはしない。車で濡れないで帰ろうと思う。これは私でもそう思い、つい、もう少しもう少しと車を先に進めるだろう。
今の車は軽四から高級車にもパワーウインドーが付いている。知っている?以前大雨の時、地下道に水があるに入り込み、どんどん増える水に車が沈みかてけた。水圧でドアーが開かなくなり、水没し始めた車の女性が母親に助けを求めるという悲惨なことがある。この女性はそのまま亡くなった。母親と電話しながらである……。
車はすべて電気で動いている。燃料でないよ、発電された電気で動いている。電気がショートしたらどうなる?高級車はコンピューターで動いている。これら全部水に弱い。自分はよくても大型車が来て跳ね上げた水で動かなくなる。
自動車会社がなぜこういう事実をなぜ報道しないのか。以前中日新聞にこれを報道するのが社会責任だろうと、報道を頼んだことがある。クレームを隠すだけでなく、お客さんの命を守るために車の弱点を知らせるべきだろうが。ねェトヨタさん日産さん。
自動車の販売店にも電話したが、それはメーカーがしますからという。販売店はそんな車を売っていることをユーザーに知らせることになるからだ。
大衆車はバタッと止まる、要するに即死状態。早めに逃げで出せば助かる。逃げないのは濡れたくないからだ。車なんて、台風並みの雨風では、雨傘と同じで役に立たない事と知るべきだ。
高級車は、ドアーが開かない代わりに、ワイパーやヘッドランプが点滅しながら苦しんで、そして御陀仏になることを。高給な棺桶だと思えばいいが。
私は車のセールスを45年やってきた。とくに東海豪雨のとき、そのあと車を見て、いかに水に車が弱いかを知った。
メーカーは車が水に浸かったら、緊急ハンドル手巻きでも動くようにするか、水を感知してウインド―を開くとか、それぐらいはできるでしょう。
一番いいのは、先の尖がった金槌(トンカチ)だ。でも車のガラスはなかなか割れないよ。廃車のフロントウインドーガラスを大ハンマーで思い切り叩いても割れなかった。女性が軽四で運転席の横のガラスも割れないだろう。
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